「カンヌでまさしく太陽のような笑顔を見せていたあの男の子。かわいすぎる素顔に迫りました」と小山内鈴奈キャスター。「めざましテレビ」は、第76回カンヌ映画祭で2冠に輝いた映画『怪物』で繊細な演技を見せた子役の柊木陽太さん(11)をインタビュー、9日(2023年6月)の番組で紹介した。
陽太さんは、是枝裕和監督について「自分が演じたいように演じればいいと言われたのが、すごく印象に残っています」と話す。取材した阿部華也子キャスターに「どんなところに気を付けて演じたんですか?」と聞かれると、「依里(役名)は、嫌なことされても感情を表に出さないタイプの人。つかみどころがない人って僕は思ったので、歩き方を工夫してお芝居をしました」と答えた。
自身のチャームポイントは「まつ毛が長いところ」。阿部キャスターが「確かに。お目目くりくりですよね」と返すと、「うふふ」とはにかみ、うつむいた。「学校でモテるんじゃないですか」という質問には、「内緒で」と恥ずかしそう。あまりのかわいさに、阿部キャスターは相好を崩していた。
得意科目は算数と理科
陽太さんの得意科目は算数と理科だそうで、趣味は弾き語り、将棋、生け花、そろばん、さらに「天気予報」だという。「雨雲レーダーや天気図を見て興味を持って。月の周りに白っぽいもやもやっとしたものがある。それを月の暈(かさ)って言うのですが、その次の日は雨が降る」
阿部キャスター「あのう、私、実はお天気お姉さんだったのですが、分かりません」
陽太さんの憧れの俳優は光石研さんだそうで、「お芝居の迫力が本当にすごくて、そういう役者さんになれたらいいな」と語る。司会の井上清華アナは「『怪物』で拝見した時も本当に印象的だったのですが、お話を聞けば聞くほど、深さと多彩さとチャーミングさで...。素でも引き込まれました」
小山内キャスター「ギャップがありますよね。陽太さん、空が大好きで、気が付いたら空を見上げているということです」
(ピノコ)