「加藤未唯」不可解失格から一転のテニス全仏優勝!コーチはわかっていた精神力の強さ(モーニングショー)

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   「テニスの全仏オープン、混合ダブルスで日本の加藤未唯選手のペアが優勝しました。女子ダブルスではボールガールにボールが当たってしまい、失格となった加藤選手ですが、その騒動をどのようにして乗り越えたのか、加藤選手のコーチにお話を聞きました」と、けさ9日(2023年6月)の「モーニングショー」で司会の羽鳥慎一が伝えた。

   加藤選手を10年以上指導している竹内映二コーチは、加藤選手が失格となった時に、ほかの選手とともに帰国し、あえて連絡は取らなかった。「彼女は相当泣いて、ショックを受けていて、更衣室でも大変だったようで、ここはちょっとそっとしてあげようかなと思って。あまり食事も進まず、寝られなかったようで」

   加藤選手に同行した小原龍二コーチは、失格決定後、4時間近く更衣室に引きこもっていた加藤選手を慰め、最終的に連れて出てきたのはパートナーのスーチャディ選手だったと話した。「『相手側の抗議のせいでこうなった。みんな未唯の味方よ』と」。また、SNSなどの多くの励ましの声も加藤選手の支えになったようだ。

  • 多くの励まし
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長嶋一茂「差別あったのではないか」と憤慨

   スタジオでは出演者らが加藤選手を祝福。その精神力の強さに感嘆の声を上げた。そしてやはり、話題は女子ダブルスでの「失格」に集中した。長嶋一茂(元プロ野球選手でスポーツキャスター)は「見方は2つあると僕は思っていて。1つはルールの不明確さ、そしてもう1つは差別があったのか。ルールについては、ボールガールの位置付け。あと、いったん判定が下ったものが相手チームの抗議によってスーパーバイザーに渡り、失格になるっていうのが僕には解せない。ビデオ判定せずに現場の審判が下した決定を覆すっていうのはほかのスポーツではあり得ない」と憤慨している。

   玉川徹(テレビ朝日)「主催者の『あんまり見ていないけど、アンラッキーでしたね』って。見てないのに何で判断したんだって話。で、アンラッキーってなに? どこがラッキーとアンラッキーの基準だったの。主催者側はちゃんとコメントを出すべき。『あんまり見ていないけど...』っていう発言と整合性があるのか追及しないといけない」

   長嶋は加藤選手がボールガールの肩に手を添えて何かを伝えている写真を見て、「加藤選手はちゃんと泣いている女の子のところに行って『ごめんね』って伝えた。これで2人の間ではちゃんと終わった。そこに大人が訳わかんないことを言い出した。だから差別があったんじゃないかって言ってるんです」と怒りを隠さず語った。

(ピノコ)

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