きょう8日(2023年6月)の「ZIP!」は、「人と働く進化系ロボット」を特集。司会の水卜麻美アナウンサーがロケに出かけた様子を放映した。
「ただの機械ではなく、一緒に働く仲間として、パートナーとして、より人のような進化を遂げています」と水卜アナ。最初に訪れたのはファミリーレストランの「ガスト」。ネコ型ロボットが配膳を行っている。2年前に導入され、今や子どもたちに大人気だ。
「お名前は?」
かわいいだけではなく、実は様々な機能を兼ね備えている。ロボットには顔の下と足元に高性能カメラがあり、店内を動き回りながら、どこに通路や障害物があるか頭の中に地図をつくっている。店内でロボット同士が行き交う際には、1台が停止している間にもう1台が空きスペースに避けるといったコミュニケーションもとれるというから驚きだ。
水卜アナが進路に立っていると、「通るから気を付けてニャン」「そこ通してほしいニャー」。すかいらーくレストランツの花元浩昭さんが耳を触ると笑顔になったのに、水卜アナが触ると「耳、さわらないでニャン」とつれない対応で、「私のこと好きじゃないかも」と苦笑していた。
昨2022年からは、話しかけると一定の言葉を返す新機能もついた。ところが、水卜アナが「お名前は?」と聞くと、「他人のプライバシーを詮索するのは良くありませんよ」。これには大爆笑だった。
おかずの盛り付けができる人型ロボット「フードリー」とは、ベルトコンベア方式で一緒にから揚げ弁当を作った。トマトを入れる係の水卜アナの両脇で、両手を使いながら、1つずつ正確に入れていくロボット。ぶつかっても危なくない仕組みになっており、「巻き込まれたらどうしようという不安がない」と感心していた。
水卜アナ「働くロボットは人間の仕事を奪うのではなく、人間がやるべき仕事をよりしやすく、一緒に働くパートナーに進化している。プラスの意味での人手不足解消なんだと思いました」
鈴木福(俳優)「マニュアル通りに動くだけでなく、臨機応変に対応できるのが素敵ですね」
(キャンディ)