きのう南の海上で台風3号が発生した。先週の大雨被害からの復旧にやっととりかかったところで「日本列島にかかる梅雨前線を再び刺激する恐れもでてきました」と、7日(2023年6月)のめざまし8で気象予報士の天達武史が伝えた。
台風3号と梅雨前線
その梅雨前線の影響で九州はきのうも大雨。鹿児島市では、午後2時までの1時間で32ミリの激しさ、排水溝から水があふれた地域もあった。東京都内も昨夜は雨が強まった。
気象衛星「ひまわり」がとらえた映像には、フィリピン東海上に複数の雲が集まる熱帯低気圧。それがきのう21時、台風3号に。沖縄に接近する可能性や、遅い動きで影響が長期化する懸念もある。
先週の台風2号で梅雨前線から線状降水帯発生が4回も発表された静岡県では、片づけ作業の住民が「前回の大雨から晴れの日は1日か2日しか。土壌が再び緩んで崩れるのが心配」「山はまだ水気をふくんでいるから怖い」と話す。四国から東海地方までの被災エリアでは、天達によると「台風の前にあすからあさってにかけて谷原「台風3号とは別に大雨の恐れもある」という状態だ。
その台風3号の進路は、2号より少し東寄りも考えられるが、上陸しなくても前線に前回の2号と同じ形で水蒸気が流れ込んで大雨を降らせる可能性があるという。
司会の谷原章介「心配ですね。先週の雨がまだ土壌に残っていますよね」
天達「地形の異変や川の流れが変わっている。水の色や土の匂いといった前兆に気をつけて早めの避難を」
小室瑛莉子アナウンサー「安全第一で、最新情報に注意しながら片づけを進めてほしいと思います」
(あっちゃん)