「あさイチ」(NHK総合)の毎週金曜はゲストを招いてのプレミアムトーク。この日(6月2日、2023年)のゲストはコラムニストでラジオパーソナリティでもあるジェーン・スーだった。
現在、TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」や、ポッドキャスト番組「ジェーン・スーと堀井美香の『OVER THE SUN』」のパーソナリティを担当し大盛況、歯に衣着せぬものいいに女性ファンも多く、イベントを開けば大盛況だとか。
鈴木奈穂子アナ「(ラジオを)聴いていたし、雑誌では目にしていたので...」
エッセイストとしても数々のヒット作を生み出してきたスーさん。ラジオ界ではすでにその名を知らない人はいないが、テレビ出演はまだ慣れていないようで、少し緊張気味の様子。
そんなスーさんの魅力をラジオで共演したことがあるという番組MCの博多大吉が、「感情の翻訳家」と評し、自身もエッセイを読んでいると明かし、鈴木奈穂子アナウンサーも「(ラジオを)聴いていたし、雑誌では目にしていたので感激です」と。
スーさんは生まれた時から、体格がよく、小学生の時に主婦へのアンケートに呼びかけられたという。番組では、デビューエッセイ「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」を紹介し、その内容の「あるある」話で盛り上がっていた。
公共放送であるはずのNHKが、TBSラジオのパーソナリティをさんざん持ち上げて、番組や著書の宣伝までしてしまうのはなんとも不思議だが、そうさせてしまう何かがスーさんにはあるのかもしれない。ラジオだけでなく、テレビでもスーさんをもっとみたいと思った。
かりにスーさんがテレビ解禁となったら、いちばん困りそうなのがマツコ・デラックスではないかと思う。庶民の気持ちを代弁し、ズバリ言ってくれるのがマツコの魅力だったが、いまや大御所になり過ぎてしまい、テレビ側の人間になってしまい、守りに入っている感じさえする。ジェーン・スーならやってくれるかも。第2のマツコ、などと言ったら怒るかもしれないけど。
(子守熊)