ガーシー容疑者「笑顔」の皮算用 風間晋フジ解説委員が分析

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   「きのう(2023年6月4日)、逮捕直後にも関わらず、成田空港で終始笑顔を見せていたガーシー容疑者。FNNはその逮捕前、飛行機の中にいる容疑者を独自取材しました」と西岡孝洋アナ。5日の「めざまし8」は、その内容を伝えた。

   滞在先のUAEから突然帰国し、急転の逮捕となった元参院議員の「ガーシー」こと東谷義和容疑者。高級ブランドとポケモンがコラボしたブルーのTシャツに短パンといういで立ちで、手錠をはめられて報道陣の前に出ると、白い歯を見せずっと笑顔を見せていた。

  • 番組サイトより
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「色々考えて...」

   しかし、番組は「取材から見えたのは、笑顔とは裏腹の心境だった」と、記者とのやりとりを文字とナレーションで再現した。

   FNN記者「帰国してるんですね?」

   ガーシー容疑者「逮捕されるけど」

   FNN記者「このタイミングでの帰国の理由、容疑の認否など、国民へのメッセージはありますか?」 ガーシー容疑者「急すぎて何もない」

   警察庁からの申請を受け、ICPO国際刑事警察機構がガーシー容疑者を国際手配してからおよそ2カ月。なぜ、このタイミングで、突然の帰国から逮捕に至ったのか。

   若狭勝弁護士は「日本の警察、あるいは日本政府がUAE側に対してガーシー容疑者を日本に戻すように協力願いたいと強く要請した。それに応じてUAE側が日本に戻るように働きかけたのが今回の帰国につながったものと思います」と話す。UAE当局が「不法滞在」としてガーシー容疑者の身柄を拘束し、事実上の強制送還に至ったということだ。

   MCの谷原章介「容疑は常習的脅迫。これはどういう重さの罪なのでしょうか」 橋下徹(弁護士)「通常の脅迫より重くなる。東谷容疑者の配信を見る限り、名誉棄損、脅迫、常習性があると思います」

   古市憲寿(社会学者・作家)「YouTubeはもはや公益的なプラットフォームだが、1年以上前に止められるタイミングはたくさんあった。被害が広がる前にYouTubeなり、色々なSNSが対処していればここまで被害を受ける芸能人は増えなかった。プラットフォームとしての責任を考えてほしい」

   谷原「終始、笑顔でしたね」

   風間晋(フジテレビ解説委員)「この人は、ネット受けとか仲間受けをとても意識していると思うので、飛行機の中で自分は怒ってみせるのか、神妙にするのか、淡々とするのか、色々考えて『これはやっぱり笑顔だな』と(決めたのでは)。そういう笑顔だと思います」

(ピノコ)

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