東京都心のマンション屋上に巣作りする鳥の被害が多発している。猫に似た鳴き声やフンをまきちらすのは「ウミネコです。なぜか今、屋上に住みついています」と、2日(2023年6月)のめざまし8で西岡孝洋アナウンサーが取り上げた。本来は海近くにいるはずだが、どうやら屋上緑化が関係するらしい。
「夜中1時2時でもぐゎーぐゎーと...」
東京・墨田区のマンション、白い点々はどれもウミネコ。カップルの姿や巣には卵が。上空を舞い飛び、フンをまき散らす。「猫のような鳴き声をあげて、朝早くどこかへ行き、夕方に帰ってくる」「夜中1時2時でもぐゎーぐゎーと鳴く」「マンションに入ろうとしたときに冷たいなと感じた。頭にフンをされた」と住民たちは大迷惑。
緑化された屋上は巣作りに適するという。専門家は「周りを断崖絶壁に囲まれた天守閣のような環境」をあげる。
墨田や台東区で被害が続くが、鳥獣保護法により捕獲は不可。都は去年から繁殖期の3月から8月、23区内に限り専門業者が卵とヒナを捕獲することを認めた。
司会の谷原章介「屋上緑化のマンションはウミネコにとってはかっこうの営巣地。住民にとってはたまったものじゃないですね」
風間晋(フジテレビ解説委員)「人気物件は人もウミネコも似ているかもしれない。環境に配慮、外敵が少ないのでセキュリティも万全、しかもえさ場も遠からず職住近接です」
谷原「このために屋上緑化をやめると、どうして緑化したかということになる」
共存の問題。健康被害まで起こる前になんとかしないといけないかも。
(あっちゃん)