「沖縄に最接近しています」と、1日(2023年6月)のめざまし8で司会の谷原章介がノロノロ台風2号の動きをトップニュースとして伝えた。変化と特徴がはっきりしてきた。
沖縄・宮古島が暴風域に
あす、あさって、西日本から東日本まで警戒が必要だ。
沖縄の南から北上中。時速15キロと遅いので、風雨が長時間続く。けさ、宮古島が暴風域に入った。島内は、根元から倒れる木や、すでに冠水した路面も。空港は欠航の表示がふえた。金曜に羽田に帰る予定だった男性は「飛行機が飛ぶかどうか分からないので、けさの便に変更しました。海には入れなかった」そうだ。スーパーでは、卵やパンの棚は完売。「きのうぐらいから買いだめをしています」「停電とかしやすい島なので(冷蔵庫も)心配」と客が話していた。
気象予報士の天達武史によると、「大型の強い台風」から「強い」がとれたというが、強風域が1200キロもあり、影響範囲の広さが特徴。「中心から離れた所にアウターバンドとよぶ強い雨雲がかたまり、大雨に注意が必要です」という。今夜は沖縄本島直撃の恐れも。梅雨前線が活性化されるため、西日本や東日本も大雨の恐れが出てきた。
ノロノロ台風だったが、あす昼頃にスピードを上げ、日曜に関東の東海上に。
谷原「本当に日本列島にそって沖縄からなめるように」
天達予報士は「東日本や西日本の雨はあしたがメインで、今年一番の大雨、関東地方はあした夜からあさってにかけて激しい雨の可能性があります」と注意を呼びかけた。
(あっちゃん)