中国製のバッテリーを装着した電動アシスト自転車が突然炎上した。「きのう(2023年5月30日)午前11時半ころ、女性(30代)が電動アシスト自転車で東京・新宿4丁目交差点付近を走行していたところ、バッテリーから突然煙が出て爆発、出火したということです」と、けさ31日の「ZIP!」で山崎誠アナが報じた。
チェックする方法は?
その時の視聴者映像では、黒煙とともに自転車から激しく炎が上がっている。鎮火後、リポーターが現場に行ってみると、「地面が真っ黒に焦げ付いています」。乗っていた女性や周囲の人にけがはなかったという。
森圭介アナ「いったい何があったのでしょう?」
女性は、バッテリーは通販で買った中国製のもので、純正品ではないものを使っていたと説明している。純正品でないバッテリーの発火は少なくないようだ。NITE(製品評価技術基盤機構)の宮川七重さんは、「純正品と比べて(安価なものは)品質が悪いと安全性が変わってきます」と警告している。安物は安全性が落ちるということだ。
電動アシスト自転車のバッテリーだけではない。インターネットで購入した安価なモバイルバッテリーが発火する実験映像があった。充電を始めると、バッテリーが膨らんできてパカッと割れ、煙が上がって爆発した。
安全かどうか、どこでチェックすればいいのか。宮川さんは「PSE(電気用品安全法に基づくマーク)のような安全のマークがついているか、ちゃんと連絡のつく業者さんかどうかが判断基準」と説明した。さっそく使っているバッテリーを調べた方がよさそうだ。
(カズキ)