北朝鮮の飛翔体は人工衛星?弾道ミサイル? 識者の見解(めざまし8)

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   「今朝、北朝鮮が沖縄方角に向けて発射したミサイルの情報です。韓国メディアは『発射失敗』の可能性を伝えています」と、31日(2023年5月)の「めざまし8」でMCの谷原章介が切り出した。

  • 北朝鮮の思惑は?
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谷原章介「どっちなのでしょうか」

   続けて、番組は午前6時半ごろにJアラートが発令され、防災無線が鳴り響く沖縄の様子を映像で流した。

   北朝鮮メディアは30日に「朝鮮労働党幹部が軍事偵察衛星を6月にすぐ打ち上げると表明した」と報じていた。ということは、打ち上げは前倒しして行われたということだ。

   北朝鮮問題に詳しい龍谷大学の李相哲教授はその理由について「普通は予告日から3日くらい経ってから撃つ。予告より早めたということは、油断させて裏をかいたのでは」と話す。そうすることで各国の動き・対応を見る狙いがあったということだ。

   谷原「北朝鮮は人工衛星と称していて、我々、報道では弾道ミサイルと伝えているわけですが、どっちなのでしょうか」

   李教授「方角からすると人工衛星。軍事偵察衛星を発射したものと見られる。北朝鮮は1998年から6回人工衛星を発射しましたが、すべてフィリピンの方角が人工衛星の発射方角。今回も同じだったので、人工衛星とみるべきです」

   谷原「今回は『失敗した』という報道もありますが、どうお考えですか?」

   李教授「韓国軍の追跡では、落下予告地点に到達しないままレーダーから姿を消したと。空中爆発か墜落した可能性が高いと。今のところ、北朝鮮の発表を待つしかない」

   李教授は北朝鮮の今後について、「軍事偵察衛星の保有が最重要課題なので、続けて2号機発射に向け動く可能性が高い」と指摘。

   谷原「きょう、明日、まだしばらくは警戒しておく必要はありますか?」

   李教授「今回、1機だけを準備したのかは不明です。北朝鮮が発射した衛星は西の海に面した地域ですが、そこには発射場が2つあります。しばらく観察する必要があると思います」

(ピノコ)

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