「らんまん」タキと綾、ピンチでも気丈な対応に「めちゃめちゃ泣けた」

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   NHKの朝ドラ「らんまん」5月30日(2023年)放送回。明治の初期、酒造法が改正されて、酒蔵への課税が重くなった。土佐一の酒屋「峰屋」も同様に役人が厳しい取り立てでやってきた。タキ(松坂慶子)から綾(佐久間由衣)に世代交代して、峰屋はますます元気な酒蔵としてスタートしていると思っていたが存続の危機を招くことにもなりかねない。(ネタバレあり)

  • NHKの「らんまん」番組サイトより
    NHKの「らんまん」番組サイトより
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一方、万太郎は...

   綾が心配して今後の酒造りを考えている。全く将来の見通しがつかない時は不安で眠れないもの。綾はおばあちゃんの広い心に頼りたくなる。しかしおばあちゃんは東京大学の植物学教室に通っている万太郎から手紙がきて安心している様子。何か打開策を考えないと今後の峰屋が大変だと焦る気持ちを持ち掛けた綾だったが、おばあちゃんの万太郎を想う気持ちに寄り添って不安をぶつけるのを止めた。

   タキは一線を引いた自分の立場をわきまえたのか、時代の流れを感じたのか、綾に何のアドバイスもせずに遠くの万太郎を想う。綾はおばあちゃんのドンと構えた姿をみて改心したのかな。おばあちゃんと一緒に甘味処でホッと一息つきたくなったようだ。疲れた心を癒すのはスイーツだよね。

   縁側で、タキと背中を支える綾の2人でたたずむシーンは、おばあちゃんのパワーが欲しい綾の気持ち、綾の不安な気持ちをなだめている温かいタキの気持ちが重なって、東京にいる万太郎に想いを馳せているように見えた。「綾もおばあちゃんも気丈でめちゃめちゃ泣けた」「おばあちゃんと綾ちゃん、頑張ってる」「峰屋はほんまに大丈夫なんじゃろか」とSNSでも2人を想う声が。

   タキと綾のほのぼのした場面でよかったのだが、この後タキは胸がチクっと痛み倒れてしまう。年を取ったということか、心配である。そうとは知らぬ東京の万太郎は、税金ごときで峰屋が揺らぐはずがないと相変わらずポジティブ。心配なタキが元気なうちに、土佐に帰って「お嫁さん」をお披露目することができるのだろうか。はたまた峰屋の今後はどうなってしまうのか。見逃せない。

(Y・U)

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