「梅雨ダル」の傾向と対策 水卜麻美アナは「日頃から大事なこと」も紹介

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   昨日29日(2023年5月)、気象庁は九州北部から東海地方が梅雨入りしたとみられると発表した。近畿や東海は去年より16日早く、5月中に梅雨入りするのは10年ぶり。さらに関東甲信も今週金曜日頃には梅雨入りするのではないかとみられているが、30日の「ZIP!」は「?よみとく!」コーナーで季節の変わり目での注意点を取り上げた。

   司会の水卜麻美アナウンサー「この時期に注意が必要なのが『梅雨ダル』と呼ばれる体調の変化です。症状ですとか、どんな人がなりやすいのか、その対策についても読み解いていきます」

  • 梅雨の季節に
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頭痛や肩こり・首こり...

   梅雨時の不調についてのアンケート調査では、「とても感じる」が13.7%、「やや感じる」が31.1%と半数弱の人が不調を感じている。最近「天気痛」という言葉も聞かれるようになったが、梅雨のこの時期、特にこういったことを感じやすくなり「梅雨ダル」とも呼ばれている。

   天気痛で最も多いのが「頭痛」で51.0%。続いて「肩こり・首こり」の13.4%、「関節痛」が12.8%となっている。

   AIさん(歌手)「そうですね。起きにくかったり、まさしく関節痛」

   こういった症状が出る原因は何か。

「耳の奥の内耳で気圧が上がったり下がったりする変化を感じ取り、それが自律神経を乱す方向に働くといろんな体調不良が起きる」(佐藤純・愛知医科大学医師)

   梅雨の時期は気圧だけではなく、湿度が高いこと、寒暖差が大きいこと、日照時間が少ないことなどでも自律神経が乱れ、体調を崩しやすくなるという。

   梅雨ダルはどんな人がなりやすいのか。男女別アンケートでは、女性の78%が「天気痛を持っている」「持っている気がする」と回答した一方で、男性は47%。圧倒的に女性の方が多い。街頭で夫婦にインタビューすると「偏頭痛を持っているので、天気が崩れ気味になると症状が出る」という妻に対し、夫が「体調的には何も変わらないです。妻がこういう状態と知っているので、女性の方が不調になるイメージ」という声が。女性が多い理由ははっきりしないが、女性は自律神経やホルモンの影響を受けやすいことがあるという。

   番組では、梅雨ダルに有効な「タオル体操」を紹介した。やり方は「タオルを首の真ん中に当て両端を握る」「そのままタオルを斜め上45度くらいに引っ張る」「力を抜いて10秒間呼吸」「あごを上下させ10回うなずく」というもの。この運動を3セットすることで首と耳の血流が良くなって、気圧に対して過敏になった自律神経を抑えることができるという。スタジオでもさっそくタオル体操を。

   山下健二郎(ダンサー、俳優)「すごく気持ちいい」

   AIさん「かなり気持ちいい、このまま帰りたいくらい」

   水卜麻美アナウンサー「そしてやはり日頃から大事なこと。睡眠、朝ごはんをしっかり食べる、日光をしっかり浴びる、適度な運動が大事になってきます」

(みっちゃん)

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