武田真一アナ長男「父への手紙」に感動の声 「泣いちゃった」「言葉選びが素晴らしい」

   5月28日(2023年)放送の「おしゃれクリップ」(日本テレビ系)に、フリーアナウンサーの武田真一さんがゲスト出演。長男からの手紙が紹介され、ネットで感動の声も寄せられた。

   武田さんの妻が、打ち合わせで「パパとして子育てとかは本当に一生懸命してきて」「クローズアップしてくださるとありがたい」と言ったということで、番組では武田さんの「父親の一面」にフォーカスした。

  • 2016年では紅白司会も務めた武田アナ(リハーサルで撮影)
    2016年では紅白司会も務めた武田アナ(リハーサルで撮影)
  • 2016年では紅白司会も務めた武田アナ(リハーサルで撮影)

「我々家族は四人いるので、『同行四人』」

   武田さんは東京大学を卒業し出版社に勤めているという長男と、難関国立大学に在学中の次男を育てる上で、「子供に日記を書かせたかった。文章を書く習慣とか、作文ができるように」として交換日記をしたり、「上の子が年長さんの時に、『ハリー・ポッター』第1巻が出たんです」として、幼稚園の頃から「ハリー・ポッター」を読み聞かせたりといった育児をしてきたという。

   一方で、

「長男はゲームとかアニメとか漫画、ラノベ(ライトノベル)みたいなものが大好きで、(中略)僕はニュースの仕事をしてましたから、社会で起きるいろんなことに興味を持ってほしかったんです。だけどそういうのはあんまり興味を示す素振りを見せなかったんですよね」
「少し子供に辛く当たったり、今は本当にそれが反省で、子供は子供なりに自分の大事にしてる世界があって、そこを多分親にわかってほしかったんだろうなって、今になって思えば思うんですよね。上の子に対してはあまり親らしいことができなかったなと思ってる」

との後悔も明かした。

   そんな武田さんに長男がサプライズで手紙を書いたということで、MCの山崎育三郎さんが代読した。

   武田さんが昔からニール・ヤングの「Heart of Gold」を弾き語りしていたということで、手紙では歌詞を引用し、

「あなたは、『言葉では言い表せない何か』を探し続けて現場のアナウンサーで居続けている。まさに、この曲が言い表している生き様そのものではありませんか」

と語りかけた。

   そして、四国八十八か所巡りの「同行二人」という概念にちなみ、

「我々家族は四人いるので、『同行四人』。離れて暮らしてはいるけれど、いつでもそばで見守っています。旅路の果てに何があるのかを、ぜひ見せてください」

と締めくくった。

   何度も涙を拭いながら聞いていた武田さんは、「お父さんからの手紙みたいですね」と笑いつつ、「おこがましいですけど、自分の子育ての最高のご褒美だなと。本当にありがたいですね」と喜びをあらわにしていた。

   ツイッターなどでは

「武田真一さんかっこいいし、ご長男の手紙に震えましたね。内容だけでなく語彙の広さにも泣いちゃった......」
「息子さんからの手紙の文章力が素晴らしい。こんな風に子供から自分の生き方を理解してもらったら嬉しいだろうな」
「息子さんからの手紙......言葉選びが素晴らしくて......なんか本の1ページを読んだような気持ちになった」
といった声が上がり、多くの人が武田さんの長男の手紙に感動したようだ。

(TT)

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