オードリー春日が真剣アドバイス 台本との向き合い方とは

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   オードリーの2人がMCを務め、今注目の有名人と「事前アンケートなし、打ち合わせなし」のフリートークを繰り広げる「あちこちオードリー」(テレビ東京系)。5月24日(2023年)放送のゲストは、最近上京したばかりのエルフ、ニッポンの社長、マユリカでした。大阪で数々のレギュラー番組を持ち、満を持して東京にやってきた3組。東京進出を決めた理由や、高すぎる新居の家賃、売れるための作戦など、若手芸人の苦悩と野望がわかるエピソードが満載でした。

  • オードリー春日俊彰さん
    オードリー春日俊彰さん
  • オードリー春日俊彰さん

「上京組にやさしい回」指摘も

   「内村光良さんに気に入られたくて『(ぴったり)にちようチャップリン』に用意周到で臨んだのに、肝心の内村さんが欠席だった(ニッポンの社長)」「家賃20万円以上の家に引っ越したが、家賃が高すぎて『ただ住んだだけ』で終わりそう(マユリカ)」「BSのロケ番組で長州力さんにガツンと意見を言ったら気に入られた(エルフ・荒川さん)」など、興味深いエピソードが次々と飛び出した1時間。ラストには6人全員からオードリーに対して「結局、芸能界で何を一番頑張ったらいいですか?」という質問がぶつけられました。

   まず、荒川さんにアドバイスを送ったのはオードリー・春日俊彰さん。春日さんは荒川さんを、自身と同様に「いろいろなところに行ってチャレンジするのが似合いそう」と評しますが、2人の一番の共通点は、台本をきっちりと読みこむこと。「台本を読んでしっかりと内容を理解して、ちょっとだけ外す。その外すものが何か分からないといけない」と、本当に役立ちそうな助言に、荒川さんは真剣な表情で聞き入ります。

   続いて、マユリカが「僕らはどうしたらいいと思います?」と聞くと、オードリー・若林正恭さんは「マユリカは『M-1』狙ってるでしょ? 俺たちの時は『M-1』の後にコンビで呼ばれるトーク番組で、春日のキャラを知ってもらったもんね」とコメント。オードリーは売れるまでの期間が長かったため、春日さんのエピソードトークがたくさん溜まっていた状態だったそうで「節約ネタみたいなやつね。それで一周回って席巻したよね(春日さん)」「ひとつひとつ外さなかったな(若林さん)」と、2人で当時を振り返りながら自画自賛。『M-1』で結果を残した時に「一発屋」で終わらないために、エピソードを数多く用意しておくことの重要性を伝えます。

   これを聞いていたニッポンの社長・辻さんは、「ケツは『アメトーーク!(テレビ朝日系)』に1本だけネタを持っていって、何もしゃべらずに終わった」と、相方の失敗を暴露。ケツさんも「ノートークでフィニッシュでした」と言い、スタジオは笑いに包まれていました。

   ツイッターでは、「関西芸人が上京した時にハマるべき関東芸人といえばウッチャンってなってるけど、そのうち若林さんもそうなりそうだなと感じる回だった」「知らなかった話がどんどん引き出される。面白いし上京組にやさしい回だ」など放送を楽しんだ方が多い一方で、『世界卓球2023』延長の影響で放送開始が50分遅れたことから、「見られなかった」「知らなかった」というコメントもちらほら。今回はいつにも増して、TVerでの見逃し配信で観る人が多いかもしれません。

(Hibunny)

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