「らんまん」万太郎と寿恵子が「いい感じ」 花の絵めぐりほのぼの

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   NHKの朝ドラ「らんまん」5月25日(2023年)放送回。万太郎(神木隆之介)は東大植物教室で、学生の波多野(前原滉)と藤丸(前原瑞樹)から、まだ万太郎が知らない田邊教授(要潤)の一面を聞いて疑問を感じ始める。アメリカで学んだ田辺教授のフィロソフィーだろうが、今後の万太郎との関係に影響がありそうだ。

  • NHKの「らんまん」番組サイトより
    NHKの「らんまん」番組サイトより
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人物像の方は...

   その後、白梅堂に立ち寄った万太郎は、寿恵子(浜辺美波)が「お待ちしていました」と出迎えられ嬉しそう。鹿鳴館に行くことを母から禁止された寿恵子は、背中を押してくれた万太郎と会いたかっただろうね。

   万太郎は嬉しそうな寿恵子から新作の和菓子を見せてもらう。それは、万太郎が描いた牡丹の画をもとに菓子職人の文太(池内万作)が作ったもの。艶々の葉っぱは緑が鮮やかで、包まれた中に餡がちょこっと顔を出してかわいい。これぞ職人技だ。ヨモギを贅沢にふんだんに使って練り込んでいて、草のいい香りまでしてきそうである。

   嬉しくなった万太郎は、次々と植物画を描いて寿恵子に見せる。万太郎の描いた竹雄像は、あまりに素人っぽくて吹き出してしまったが、それは万太郎の植物画が繊細で群を抜いて巧いからである。人間よりも植物に圧倒的に愛を注いでいるというまさに万太郎のキャラクターを表している。

   その万太郎が、好きな寿恵子の前で、好きな母の花を描き出した。万太郎は「愛するもの」に囲まれて幸せそうである。またその姿を観ている寿恵子にもほんのりと恋心が芽生えてきたか。この場面では「寿恵子は、万太郎の話を楽しそうに聞くね」「万太郎と寿恵子、いい感じやなあ...!」など仲良さそうな2人を見守るような投稿が集まった。

   幸せいっぱいで脳内にドーパミンが飽和しているとき、人は何か名案を思い付くのだろうか。ハッピーが絶頂に達したのか、万太郎は寿恵子の手を掴んで歓喜の表情。万太郎の思いついた生きるヒントが、うまく実現するといいが。

(Y・U)

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