「いま全国で本当にふえています」と25日(2023年5月)のTHE TIME,で杉山真也アナウンサーが言及したのは、インフルエンザによる学級閉鎖。24日時点で広範囲の90クラスに及んだ。
「この時季にこんなに...」
杉山「5クラス以上の学級閉鎖がとくに関東の周囲や兵庫県、広島県で。街のクリニックを取材すると、患者の多くが子供でした。なぜいま子供が多い?」
5月2週目の感染者は、10代以下が2万8000人。2019年の1万2000人の倍以上だ。三重県四日市市内の小学校ではきのう、7人が発熱、そのうち4人が感染していた。川崎市では小学生24人が感染、3校で学級閉鎖となった。医師は「感染したり、感染者と接したり、ワクチンを打ったりの経験が圧倒的に少ないことがあげられます」と指摘する。
国立感染症研究所のデータでは、流行しているのはインフルエンザA型。高熱や筋肉痛、のどの痛みが特徴で、吐き気や下痢の多いB型より強い症状という。視聴者からは「この時季にこんなにはやるのは怖い」「これからテストや体育祭があるので心配です」といった声があがった。
医師らは「今の時期はワクチン接種ができないため、手洗いやうがいなどの基本的な予防対策を」と注意をよびかけている。
(あっちゃん)