ふるさと納税、東京23区の逆襲? 水卜麻美アナが紹介したユニーク返礼品

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   ふるさと納税は8302億円(2021年度)まで拡大しているが、地方に流れる一方の東京都の都民税は、約571億円もの大幅減収。減収となった自治体は国から75%が地方交付金で補填されるのだが、これも東京23区は適用外なのだ。

  • 都民税が…(写真はイメージ)
    都民税が…(写真はイメージ)
  • 都民税が…(写真はイメージ)

ポイント付与、お食事券...

   このままでは区財政は苦しくなるばかりで、「各区は返礼品に力を入れ始めました。どんなものがあるのでしょうか」と、けさ24日(2023年5月)の「ZIP!」」で司会の水卜麻美が取り上げた。

   豊島区は手塚治虫ら著名な漫画家が住んだアパートを再現した「トキワ荘漫画ミュージアム」の入場チケットを返礼品にしようと検討中だ。新宿区は10月から区内の視察や職員への訓示などをする「1日区長体験」、新宿シティハーフマラソンの出走権、区民健康マラソンのスターターなどが当たる。

   水卜「渋谷区は昨年12月から、加盟店舗数2000超の決済アプリ『ハチペイ』のポイント付与、ミシュランガイド1つ星の高級フレンチレストランのディナーお食事券(2人)など拡充しました」

   世田谷区は完全予約制の人気洋菓子店の優先予約チケット、目黒区は東急バスで使われていたLED電光掲示板、板橋区はこの夏の花火大会の観覧チケットなどを用意している。

   ふるさと納税ガイド編集長の飛田啓介さんは、「東京都内は名産品が少ないので、現地で楽しめる体験型が多いのが特徴です」と説明している。

(カズキ)

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