広島サミット「ウハウハ衆院解散」はあるか 政治記者の予想時期は? (モーニングショー)

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   G7広島サミット後、政権支持率が上がるなか、自民党内に早期解散論が浮上している。近々、解散はあるのか。きょう24日(2023年5月)の「モーニングショー」が取り上げた。

   テレビ朝日調査の岸田政権の支持率の推移によると、政権発足後1年間は「支持する」が「支持しない」を上回っていたが、2022年秋以降は逆転し、支持率は30パーセント前後にまで落ち込んでいた。ところが、ことし(2023年)4月に岸田首相が襲撃された事件後、「支持する」が不支持を再逆転。サミット開催中の読売新聞の世論調査では支持率は56%、毎日新聞も45%だった。

  • 衆院解散の時期に関心が集まっている
    衆院解散の時期に関心が集まっている
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「サミットは完璧だった」の声も

   政治ジャーナリストの田﨑史郎氏「当たり前のように見えますけど、8カ月間も不支持率が支持率より高い状態が続いた後、逆転したというのは、過去に中曽根政権と小渕政権の例しかありません。それぐらい珍しいことが起こっている」

   テレビ朝日政治部官邸キャップの千々岩森生記者「サミットが評価されたかどうかというところもありますが、露出が増えたということもあります」

   これを受け、自民党内では「解散だろう。サミットは完璧だった。解散にも鉄壁のカードだ」「会期末(6月21日)前に解散するのでは」といった声が早くも出始めている。

   一方で、閣僚経験者からは「国民に何の影響もないし、サミットの成果で国民に信を問うものでもない。解散はしない方がいい」「維新の勢いもあるし、選挙をやれば今の議席数よりは落とす。こんな状況で解散はしないと思う」という見方もある。MCの羽鳥慎一がパネルを使って伝えた。

   では解散はいつなのか。千々岩記者と田﨑氏の見立ては、ほぼ同じだった。

   千々岩記者「岸田さんの頭の中にあるのは、来年の9月の(自民党)総裁選をどう勝つか。そこから逆算すると、(選択肢は)この会期末の6月、臨時国会が始まる9月、年末年始という3つです。私の感覚では、(6月が)3割、(9月が)6割、(年末年始が)1割という感じです」

   田﨑氏「9月解散、10月選挙が一番の本命だと思います。8月ぐらいに人事をやって顔ぶれを一新して選挙に臨むという作戦。岸田さんは日々、いつ解散するか考えていると思います」

(キャンディ)

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