「日本のプロ野球界に激震が走っています」とMCの谷原章介。堀池亮介アナは「侍ジャパンが世界1に輝いたWBCのメンバーで日本球界を代表するスラッガー、山川穂高選手。女性に性的暴行をした疑いできのう(2023年5月23日)書類送検されました」と伝えた。24日の「めざまし8」。
捜査関係者によると、山川選手をめぐっては2022年11月、都内のホテルで20代の知人女性に性的暴行した強制性行等の疑いあるとして、女性が被害届を出していた。女性と山川選手の双方から任意で事情を聞くなどしてきた警視庁はきのう、書類送検。起訴を求める「厳重処分」ではなく、起訴の判断を検察にゆだねる「相当処分」という意見を付けたという。
「相当処分の意見」の意味合い
この件を最初に報じたのは文春オンライン。その中で山川選手は女性との関係を認めた一方で、「無理矢理っていうところ。それは絶対にないと絶対に否定する」と強く訴えた。
谷原「日本中を感動させたWBCでの優勝が一転、ちょっとなんかね。空気が変わってしまって、なんかこう、ケチがついてしまったのか...。うまく言えないです」
堀池アナは山川選手のプロフィールを読み上げた。「埼玉西部ライオンズ所属の内野手の選手です。沖縄出身の31歳。結婚をしていて娘さんもいらっしゃいます。身長は176センチと野球選手の中ではそこまで大柄ではないのですが、100キロ以上の体重を生かしたパワー、長打力を武器にしています」「2018年、2019年には2年連続ホームラン王に輝きました。そして去年もホームラン王・打点王の2冠を獲得しています」。
代打で出場したWBCの準決勝・メキシコ戦での活躍が読み上げられると、谷原は改めて「1野球ファンとして本当に残念です」と落胆の声を上げた。
谷原「今後、示談があるかどうかも含めて、この事件はどう進んでいくと思いますか」
若狭勝(弁護士)「示談ができれば起訴はされないことは100%。示談ができなかった場合の鍵は、警察が今回、検察に提示した『相当処分』という意見。これは『捜査した限り、なかなか証拠に基づいて犯罪の認定をするのは難しい』というニュアンスが含まれていることが多い。検察はこの警察の判断を尊重して今後判断していくのですが、示談できなくても起訴されないという可能性は確率としては高いのではないかと私は見ています」
(ピノコ)