猿之助さん一家の発見状況めぐる疑問点 玉川徹「つじつまが合いませんね」

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   歌舞伎役者の市川猿之助さん(47)の両親が死亡した事件で、退院した市川さんは自宅に戻った様子もなく、多くの謎が残されたままだ。23日(2023年5月)の「モーニングショー」が今後の事実解明の焦点を整理した。

  • 番組サイトより
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今後の捜査のポイントは?

   父親の市川段四郎さん(76)が体調を崩していて、妻の延子さん(75)が介護する「老々介護」の状態だったようだ。元警視庁刑事は、「家族会議をしたというが、それがいつだったかというのがひとつのポイントになります」。捜査関係者によると、猿之助さんは、「家族会議をした両親が睡眠薬を飲んだ」といった趣旨の説明をしている、という。しかし、「家族会議がいつおこなわれたのか」は伝えられていない。元刑事は、「例えば、家族会議が(両親が死亡する)1週間前に行われたとします。そうであれば、(薬の)パッケージや容器などについては、廃棄することも可能です」。

   司法解剖の結果、両親の死因は「向精神薬を服用したことによる中毒死」とみられているが、自宅からは、薬や容器は見つかっていない。「出てこないのが非常におかしなこと」と元刑事はいう。「前もって用意していたとか、そういうことが考えられる」「ごみ収集日などについても捜査をするでしょう。余ったものは洗面台やトイレに流すことも考えられる」。

   市川段四郎さんは、体調を崩してからは自宅で療養していたと伝えられる。寝たきりだったとの情報もある。

   捜査のポイントは(1)押収したスマホの連絡・検索履歴などから薬の入手ルート・動機を調べる(2)向精神薬をどう入手したか。一般処方は月に30錠程度のため3人で100錠ずつ計300錠手に入れるとすると10カ月かかる。短期間では第三者から購入するしかない(3)薬物の血中濃度は?が、あげられる。

   コメンテーターの玉川徹(テレビ朝日社員)は、「大量の向精神薬を準備する時間をかけているのにもかかわらず、発見された時に両親2人は床の上に寝ていた状態だった。一枚の布団が掛けてあった。ご自身でかけたという可能性もあるが。それだけ準備してきたのに、わざわざ床の上に寝ていたのか」「薬も全然残っていなかったし、包装シートもあったという報道もない。そういうものを捨てていたとしたら、そこまで準備をしながらなぜ、パジャマ姿だったんだろう。つじつまが合いませんね」

(栄)

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