TBS安住アナが伝えた 市川團子「初の代役公演」後の反応

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   「市川猿之助さんが救急搬送されたことを受けて、一時休演していた歌舞伎の舞台ですが、(昼の部は)代役市川團子さんによる公演が行われています」と切り出す司会の安住紳一郎。今日23日(2023年5月)の「THE TIME,」は、明治座創業百五十周年記念「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」で昼の部の代役を務める團子さんの話題を取り上げた。

   急遽、猿之助さんの代役を務めることになった市川團子さん(19)は、市川中車(香川照之)さんの長男で、猿之助さんの親戚にあたる。

  • 明治座サイトより
    明治座サイトより
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「こんな短期間で...」の声も

   公演後、見に来た人にインタビューすると「代役でたいしたもんだと思いますよ。すばらしかった」「團子さんがこんな短期間で、あんなに立派にやってよかったなって」などの声が。

   番組では「市川團子でございます。6月7月に市川團子を襲名しますけど、よろしくお願いいたします」(2012年・当時8歳)など過去の映像も紹介。

   安住紳一郎「2020年には『壽初春大歌舞伎』で、猿之助さんと連獅子を演じるなど、中心的な役回りも務めています。そんな團子さんに代役として白羽の矢が立ちました。猿之助さん演じる、平知盛役です」

   壇ノ浦で戦死したとされる平知盛が異国の地で再起を試みるというストーリーだが、公演を観に来た人からは「『死んではならぬ』というのがとても響きました。どうしても涙が出ちゃいました」という声が。

   専門家は今回の事態と舞台の筋書きや演出と、重なる部分があると分析する。

「自ら死を決意した平知盛が、決意を家臣たちに語るわけですよ。『死ぬのは俺だけで良いんだ。おまえ達は生きろ』と。天に召された知盛が不死鳥のごとく飛んでいくというストーリーが『不死鳥よ波濤を超えて』の題名に込められているわけです」(演劇評論家・犬丸治さん)

   安住紳一郎「初の代役公演では、終演後拍手が鳴り止まなかったといいます」

   現在体調が回復し、退院しているという猿之助さん。警視庁は回復後に両親が死亡した経緯などを詳しく聴く方針だという。

(みっちゃん)

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