歌舞伎俳優の市川猿之助さん(47)が都内の自宅で意識もうろうとした状態で発見された。両親が倒れているのも見つかり、2人は死亡、猿之助さんは命に別状ないが、会話はできないという。「やはり皆さんが最も関心を持ったのはこのニュース(関心度ランキング1位の86%・複数回答)です」と、19日(2023年5月)のTHE TIME,金曜司会の江藤愛アナウンサーが伝えた。
3人は半地下と2階リビングで発見された
きのう午前10時半ごろ、マネージャーが見つけ119番通報した。猿之助さんは半地下にある自身の部屋で、両親は2階リビングで並び、首から下に布団が掛けられていた。どちらにも外傷はなく、室内を物色した形跡もなかった。
杉山真也アナウンサー「自宅で猿之助さんが書いたとみられる遺書のようなものが見つかったということです」
それはまっさらなキャンバスに手書きだったという。
猿之助さんは、1975年に父の歌舞伎俳優市川段四郎さんの長男として誕生、1983年に市川亀治郎として初舞台。伯父は市川猿翁さん、いとこに俳優香川照之さん。2012年に伯父の後を継ぎ「猿之助」を襲名した。スーパー歌舞伎や『ワンピース』『鬼滅の刃』の舞台化、テレビドラマで活躍し、人気を集めてきた。今月8日にはSNSに「これからも翔び続けます」と投稿していた。一部週刊誌にハラスメント疑惑が報じられてもいた。警視庁は両親を司法解剖し、猿之助さんの回復を待ち、経緯を聞く方針だ。
東京明治座で主演として開催中の歌舞伎公演は、きのう昼公演は中止、夜は配役を変えて開催された。きょうは昼が中止、以降は未定という。
(あっちゃん)