「怖くてオンエアが見られない」弱メンタルの狩野英孝 オードリー・若林は「意外!」

   オードリーの2人がMCを務め、今注目の有名人と「事前アンケートなし、打ち合わせなし」のフリートークを繰り広げる「あちこちオードリー」(テレビ東京系)。5月17日(2023年)の放送は、事前に本人が自己申告した回答を占い師が読み上げる人気企画「これなんでわかったの? 自作自演占い」でした。自分の口からはなかなか言えない悩みや葛藤を、「占い」の形を借りてさらけ出すこの企画。ゲストの土田晃之さん、高橋ひかるさん、狩野英孝さんがそれぞれ本音を明かしましたが、なかでも興味深かったのは狩野さんが意外な"弱メンタル"を明かした場面でした。

  • テレビ東京「あちこちオードリー」公式サイトより
    テレビ東京「あちこちオードリー」公式サイトより
  • テレビ東京「あちこちオードリー」公式サイトより

バカリズムに憧れて小説を書き、マネージャーに渡したが...

   狩野さんが占い師に申告した内容は「ゲーム配信の努力を認めてほしいと思っている」。狩野さんの公式YouTubeチャンネル「EIKO!GO!!」はチャンネル登録者数160万人と大人気。ゲームの展開にあわせて笑いを取るポイントを研究したり、プロゲーマーの方に教えられたことを何度も復習したりと、日々努力を重ねているのにもかかわらず、「あいつはゲームばかりしている」と文句ばかり言われることに悩んでいる、と話します。

   どれだけ努力をしているかを延々と説明する狩野さんに対して、土田さんは「こんだけ努力してるって(自分で)言うの、カッコ悪いよね」と一刀両断。オードリー・若林正恭さんが「でも、褒めてくれるファンもいるわけでしょ?」と続けると、狩野さんは次のような本音を明かします。

「いまだにほんとにメンタルが弱くて、怖くてエゴサーチができないんです。テレビ番組のオンエアも『この時間、日本中で俺を叩いているやつがいる』と考えてしまうから、リアルタイムでは見られない。みんながスベったとかイラッとしたのを忘れたであろう、10日後くらいにようやく見られるんです」

   これを聞いた土田さんは「こんな人見たことない」、若林さんは「意外!もっと強いと思ってた」と驚いた様子。狩野さんは先日初出演した『有吉の壁(日本テレビ系列)』もスベった場面が放送されるのが怖くて見ていないそうですが、オードリー・春日俊彰さんが「オンエアされてるってことは、面白かったってことになるんじゃない?」とフォローしても、「あんなの面白いわけがない!」と即否定してしまいます。

   芸能界の"いじられキャラ"として確固たる地位を築いている狩野さんですが、本当は何でもこなせる器用な人をめざしているのだそう。でも、バカリズムさんに憧れて小説を書き、マネージャーに「どこか出してくれる出版社探して」と渡したところ、マネージャーは『ロンドンハーツ(テレビ朝日系列)』に持って行ってしまい、「ドッキリ番組の企画になってしまった」といいます。

   マネージャーに「裏切られた!」と嘆く狩野さんに、オードリーの2人は大爆笑。春日さんは「優秀!」とマネージャーを絶賛し、若林さんも「最高のコメディアンじゃん。一番かっこいいよ」とエールを送っていました。

   放送終了後のツイッターでは、「狩野さんは天才的+笑いの神に愛されているよね?」「何気に土田さんも若林さんも春日さんも、全力で狩野くんを褒めちぎってるよなぁ」「狩野さんは本気でやってるからこそ面白くなる」と、狩野さんを褒めるコメントが多数。自己肯定感が低そうな狩野さんですが、たまにはエゴサーチしてみるのもよいのかもしれません。

(Hibunny)

姉妹サイト