小室瑛莉子アナが「立ち入りが禁止された場所の係留ロープにしがみつく男性。なぜこのような行為に及んだのでしょうか?」と切り出した。きょう18日(2023年5月)の「めざまし8」で紹介されたお騒がせ映像。そこに映っていたのは上下とも黒い服を着た男性が、停泊する貨物船から港の岸壁に渡された係留ロープの中央付近にしがみついている姿だ。「こんな友達嫌だ」というタイトルでSNSに投稿されたこの約2分間の動画が批判を浴びている。
弁護士「立ち入り禁止区域への侵入は軽犯罪法違反」
動画が撮影されたのは5月14日、場所は福岡・博多港の須崎ふ頭の立ち入り禁止区域。係留ロープにしがみつく男性を撮影者が笑いながら撮影し、「はい、チーズ。行くよ~」と声を掛け囃し立てている。係留ロープの男性は途中で危険を感じたのか「ヤバい」と連呼している。
港湾関係者は「ここの岸壁は下の部分が内側に凹んで入り込んでいるので、落下してその凹んだ場所に潜ってしまったら助けられない」とその危険性を指摘。この危険動画を見た福岡市は「見回りや立ち入り禁止区域の警戒を強化したい」としている。
司会の谷原章介は「一歩間違ったら本人の命も危ない行為。やめてほしいですね」とコメント。
ニュースメディア「ウートピ」元編集長の鈴木円香は「子供たちや若い人もこういう動画は見ているのでやめてほしい。マスコミで取り上げたり拡散されたりすると、マネをする人が出てくるという意見もありますが、今の若い人は世間の動画に対する反応をしっかり見ている。危ない、死ぬかもしれないということをきちんと発信して伝えることが抑止になる」と指摘。
谷原が「伝え方は大事ですね」と同意すると、弁護士の元榮太一郎は「彼らのように面白半分でやっているこうした行為は、立ち入り禁止区域に正当な理由なく入っているわけですから、軽犯罪法の違反になる。人々の安全を守るための立ち入り禁止なのだということをわかってほしいですね」と指摘。
谷原は「絶対にマネしないでください」と訴えた。
(バルバス)