5月としては異例の暑さだ。きのう16日(2023年5月)は各地で真夏日となり、熱中症の疑いで救急搬送される人が相次いだ。17日の「モーニングショー」で、MCの羽鳥慎一が「暑いです。きょうは危険な暑さとなるエリアが拡大します」と伝えた。
羽鳥慎一「こまめな水分補給も...」
きのう30度以上の真夏日を記録したのは全国で41地点にのぼった。4年ぶりに京都市で行われた「葵祭」の行列には多くの見物客が訪れたのだが、体調を崩す人が相次いだ。鳥取市の鳥取砂丘でも、修学旅行中の中学生が熱中症で救急搬送された。
東京・練馬の麦茶の製造工場では、「みなさんが汗をかく量に比例して麦茶が売れていく」と社長の男性。予想外の暑さで注文が前倒しとなっており、売り上げは約30%伸びているという。
きょうの最高気温が36度と予想されている群馬・前橋から、齋藤寿幸リポーターが帽子姿で生出演。すでに手元の温度計では29度を記録しており、「衣替えを早くした学校もあるそうです。きのう急きょエアコンの掃除をしたという人もいました」と伝えていた。
なぜ5月なのにこんなに暑いのか。
日本列島の南側に高気圧、北側に低気圧があり、「南の暖かい空気が流れ込みやすくなっています。危険な暑さはあすまで続きます。5月中旬までに猛暑日になるのは30年ぶりです。日差しが強いと体感温度は5度上がります。日陰を選んで行動してください」と片岡信和・気象予報士がスタジオで説明した。
羽鳥「こまめな水分補給も心掛けてください」
(キャンディ)