暑くなる...夏は「まるで亜熱帯」に どうすりゃ良いの?天達武史が解説

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   「きょう(2023年5月17日)はもう、次元の違う暑さになりそうです。30度以上の真夏日どころか猛暑日も出て来そうなんです。さらに、この暑さに加えて世界に目を向けますと、各地で異常気象とも言える現象が起きています」と気象予報士の天達武史が「めざまし8」で切り出した。

  • 暑くなりそう…
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「きょうから記録的な暑さになりそうなんです」

   番組が映像で紹介したのは、中国・広東省でホテルのエントランスを破壊した強風や米・フロリダ州で車を吹き飛ばした竜巻、カナダ・アルバータ州で発生したという100件以上の山火事、米・イリノイ州で街を浸水させた雪解けによる川の増水などなど。今後数か月続くというエルニーニョ現象が異常気象を引き起こしているという。

   16日の日本は7月上旬から中旬なみの気温を記録し季節外れの暑さとなったが、17日には日本に中国の暖気が流れ込み、気温はさらに上昇するという。

   MCの谷原章介「この暑さ、いつぐらいまで続きそうですか?」

   天達「きょうから記録的な暑さになりそうなんです」

   天達が指し示した日本列島の地図は、東北まですっぽり暖気を示す赤色に覆われている。

「あしたは西日本は少し抜けていきますが、東日本はあしたの方が暑いところが出てきます。最高気温を見てみると、東北も30度を超えて、福島は35度の猛暑日。東京はきょうは31度ですが、あしたはもっと上がって33度。2日連続の真夏日は、5月としては観測史上まだ経験していないことなんです。特に暑くなるのが関東地方ですが、前橋のきょうの最高気温は36度。5月中旬に35度以上になるのは30年ぶりです」(天達)

   5月中旬でこの暑さ。ということは、夏は...?

   天達によると、今年の夏の傾向をひと言で表すと「まるで亜熱帯」。

「晴れて暑くはなるのですが、それだけじゃないんです。亜熱帯といえばスコールのような雨ですが、それが頻繁に起き、からっとした朝が続かなそうです。5~7月の気温予想を見ると、全国的に気温は高め。それ以上に雨に注意が必要です。暑くて、雨も多い。6月くらいから台風の発生や進路、ゲリラ雷雨に注意が必要です」

(ピノコ)

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