福岡県内を走るJR香椎線の列車内で13日(2023年5月)、走行中に窓ガラスが突然割れる事故があった。15日の「モーニングショー」が取り上げた。
視聴者が撮影した動画には、緊急停車した車両の中で、大きく割れた窓ガラスと車内に飛び散った破片を見て「え?え?」と戸惑う運転士の姿と、「何かドーンって音がして、その後にバラっと割れて...」と説明する乗客の声がおさめられていた。乗っていた約80人にけがはなかったという。
石原良純「飛び石ってありますからね」
列車の窓には強化ガラスが使われていた。解説役のコダマガラスの児玉雄司代表によると「割れた時の破片が粉々になるため、乗客が大きなけがをしにくい」という。
実験映像では、強化ガラスは平たいハンマーで叩いてもびくともしないが、先のとがったハンマーで叩くと簡単に粉々に割れてしまった。点の衝撃には弱いというわけだ。
今回車両の窓ガラスが割れた原因について、児玉さんは
「何かしら小さいものが投げつけられたか、ガラスに元々キズが入っていて、そこに風圧が加わって割れた可能性もある」
と推測した。
石原良純「飛び石ってありますからね。故意的に投げなくても、意外と石って車から飛んだりとかしますから」
羽鳥「何か当たったか、経年劣化だったのかっていうところなのか...走ってる時にこれは相当びっくりしますね」
窓ガラスが割れた具体的な原因はJRと警察が調査中だという。
(TT)