うちの子の学校は大丈夫だろうか――。そう心配になった保護者もいるのではないか。小学校の校庭に多数のクギが埋まっていて、生徒が大けがをしたという。けさ12日(2023年5月)の「ZIP!」で司会の水卜麻美アナが伝えた。
水卜麻美アナ「クギの頭が地面から数ミリ出ていました」
水卜「先月、東京・杉並区立荻窪小学校で、体育の授業中に校庭で転んだ児童が、左ひざ付近を十数針縫うけがをしました。倒れたところには、長さおよそ12.5センチのクギの頭が地面から数ミリ出ていました」
金属探知機で調べたところ、校庭には合わせて544本のクギやかぎ型のフックが埋まっていた。学校などは、ここ十数年の間の行事などで、ラインを引く目印のマーカーとして打ち込んだものが残っていたと考えられるとしている。
杉並区教育委員会が区内の小中学校などに点検を要請したところ、クギなどが見つかったという報告が複数あったという。「どうせ来年の運動会でまた使うから」と、打ちっぱなしにしているクギやフックも多いだろう。全国の学校で点検した方がよさそうだ。
(カズキ)