定年後夫婦のお悩み解決策 当人の選択に鈴木奈穂子アナ「現実的!」

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   「あさイチ」(NHK総合)で5月11日(2023年)から新企画「みんなと生電話」が始まった。

   「聞かせてボックス」に入ったたくさんのカプセルから出演者が1つ選んで開封し、そこに書かれた悩み事を読み上げる。スタジオから当人に電話をして話を聞き、視聴者からアイデアや体験談を集め、悩み事を解決していく――というものだ。

  • 電話で…(写真はイメージ)
    電話で…(写真はイメージ)
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「毎日一緒に過ごしていますが、話す内容もなく...」

   博多大吉「我々ももちろん口は出しますけれども、メインは視聴者のみなさんからアドバイスをいただこうという仕組みでございます」

   博多華丸「責任転嫁ではないの?」

   大吉「責任転嫁ではございません。みんなで考えようということです」

   この日選ばれたのは、広島県のよーこさん(60代)のお悩み。「夫婦共に定年退職し、毎日一緒に過ごしていますが、話す内容もなく気疲れしています」というものだ。

   電話して詳しい話を聞いたところ、よーこさんの夫は20年間単身赴任をしていたが、2年前に退職。夫婦で一緒に住み始めた。単身赴任先を訪れた時には話がはずんで楽しかったので、よーこさんは2人での生活に期待していたが「思ってたのと違った」という。

   よーこさん「ずっと一緒にいると、見ているものの聞いていることも一緒で話が膨らまないんですよ」

   いったん電話が切られると、華丸キャスターは「優しいんですよね、よーこさん。話を膨らまそうとか思わないですよね?」。疑問を投げかけられたゲストの佐藤仁美さんは「あたしに聞かれても、ねえ(笑)」。

   ...ということで、解決策は視聴者頼みになった。

   視聴者から集まったアイデアは800通超。「カープの観戦を一緒にする」「家事の研修をさせる」「軽いスキンシップをとる」「そもそも会話を求めない」「ペットを飼う」「できるだけ一緒にいない」「老人ホームなど、近い未来について話す」などなど。

   ゲストの前田公輝さんも「ゲームや映画は?」とアイデアを出すが、よーこさんにはどれもピンと来ないようだ。

   最終的によーこさんが参考にしたのは「見返りを求めない」というアドバイス。「それに限るかも知れません」というよーこさんに、鈴木奈穂子アナは「現実的!」とコメントしていた。

(ピノコ)

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