きょう11日(2023年5月)の「モーニングショー」は、人手不足と若者のアルバイト事情について特集した。
人手不足は特に飲食業界で深刻だ。番組が取材した大学生は「飲食のバイトをしている友人は1人いるかどうか。クレーマーなどの相手をするのが面倒だし、嫌だ」。
「もう一度、祇園で働いてみたいね」に羽鳥慎一の反応
飲食店向けの人材派遣会社によると、コロナ前は毎月3件ほどだった問い合わせが、今は1日2件に急増しており、「店舗から毎日のように悲鳴のような差し迫った電話がくる」のだという。
ある洋食店は、昨22年4月には1200円だった時給を2000円に引き上げた。「個人の小さな店だと時給1200円では絶対に来ない。本当に混雑している時間だけを時給2000円でアルバイトでカバーしようと考えた」と店の代表。20人が応募し、1人を採用したという。
リクルートジョブリサーチセンターの宇佐川邦子センター長は、今どきの学生のアルバイト志向について、「自分の都合に合わせて働けるかどうか」と指摘する。シフト変更に融通が利くこと、勤務時間帯を細分化していること、就活支援があることがポイントだという。
番組出演者たちは学生時代、どんなアルバイトをしていたのか。
MCの羽鳥慎一「私は横浜スタジアムでビールを売っていました。野球場にいたかったので」
森山みなみアナウンサーは、時給730円のドーナツ店と、恵方巻き工場で時給850円の短期バイトをしていた。「卒業旅行で自由なお金が欲しくて、恵方巻にひたすらキュウリを乗せる担当をしていました。短期バイトはすぐにお金がもらえる。熊本では時給850円はいい仕事でした」。
玉川徹(テレビ朝日社員)は大学時代、京都・祇園のスナックで時給840円で働いていた。「京都の夜の世界ってどんなところなんだろうなと興味があった。黒服みたいな仕事をしていました。舞妓さんやチーフの人の話も面白かった。もう一度、祇園で働いてみたいね」
羽鳥「店側が警戒するでしょ。ヤツが来た、って」
(キャンディ)