多種多様なゲストが自身のゆかりの地を訪れ、人生観や仕事感を語る「ANOTHER SKY(アナザースカイ)」(日本テレビ系)。5月5日(2023年)の放送ではヒコロヒー、さんがアメリカの「ルート66」を横断。
ヒコロヒーさんのアナザースカイは、5年前に「太陽の小町」という先輩芸人のラスベガス単独ライブに同行した際に訪れたアメリカの「ルート66」。
店番をしていたおじいさんと...
「当時は本当にお金がなくて1万円くらいしか持ってきてなくて。ホテル1階のカジノでお金増やそうと思ったら全部すって。次の日のメシ代もなにもかもなくなりました」とヒコロヒーさん。
元手100ドルを持ってスタートしましたが、結局55セントになって終了。それほど甘くはないようです。
ラスベガスからグランドキャニオンに向けてのドライブの道中、どうしても立ち寄りたかったのが「ハックベリージェネラルストア( Hackberry General Store)」です。
1940年にガソリンスタンド兼スーパーとしてオープンし、現在はギフトショップとして営業している店舗で、ルート66の歴史を語る上で欠かせない存在。
ヒコロヒーさんが5年前に訪れた際、店番をしていたおじいさんのジョンさんとの会話で、お笑いの世界で売れないと腐りかけていた心が「売れない事を、やりたい事を諦める理由にするのは馬鹿げているんじゃないか」とポジティブな気持ちに変わったのだそう。
あいにくジョンさんは既にリタイアしていましたが、お店の方が電話をしてくれ留守電に気持ちを残すことができました。
その後も、5ドルを握りしめて入ったら無料でたくさんのハンバーガーとアップルパイをくれた思い出のマクドナルド(残念ながら工事中)などを巡ってグランドキャニオンに到着。
雄大な景色を前に「こういうの見ると、どうせ死ぬって思いますよね。良い意味で。めっちゃ良い意味で」とヒコロヒーさん。
今回の旅を終え「お金ってね、マジで大した事ないですね。家賃を滞納せずに払えて電気を止められなかったらいいから。焼酎に梅干し1個入れるとプラス50円なので諦めていたのが、最近は2個頼める。これは嬉しいよ、何も考えんと」と言っていました。
(SaMi)