「かしましめし」前田敦子に「演技が自然でいい」 繊細主人公を好演、「リアルで泣ける」

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   ドラマプレミア23「かしましめし」(テレビ東京系)で、主人公の小田千春役を務める前田敦子さんの演技が注目を集めている。

   おかざき真里さんの同名コミックのドラマ化。千春と中村聖子(成海璃子さん)、雨海英治(塩野瑛久さん)の、美術大学の同期のアラサー男女3人が、それぞれの人生に悩みながらもみんなで集まって「おうちごはん」を囲み、やがて一緒に暮らしていくようになるというストーリーだ。

  • 前田敦子さん(2013年撮影)
    前田敦子さん(2013年撮影)
  • 前田敦子さん(2013年撮影)

「苦しい中から息をするみたいに笑い出す感じ」

   4月10日放送の第1話では、自死した同級生の葬式で3人が再会する場面が描かれた。千春はその同級生の恋人だったが、英治の「元カレ」だったこともその場で明かされ、何も知らなかった聖子が「何だよ。隠密かよ」とツッコむ。その言葉がツボに入った千春は笑いが止まらなくなり、その気持ちが「久しぶりに声を出して笑った。何気ない会話がありがたくて、調子に乗ってしまった」とモノローグで明かされた。

   気分が良くなった千春は2人を家飲みに誘うが、当日になって、料理まで用意したのに不安になり「ごめんね~、今日だめになっちゃって...」「今度に、リスケしてもらえないかな...」などと断るシミュレーションをし始める。しかし2人から「もう会社出たよ」などと連絡が来て、結局家飲みは決行された。

   聖子と仕事の愚痴で盛り上がる英治が、千春に「なあ千春どう思う?」と話を振ると、千春は明るく「私はね、会社辞めたんだ」と切り出す。

   「だから...私はね、毎日が日曜日みたいでさ...すごい、気楽で、いつも楽しくて」と、笑って話そうとするのに泣き出してしまう。英治が「まあでもええんちゃう、泣いても。家飲みの醍醐味や」、聖子も「まあね。次の日楽しく起きれればいいんだよね」と穏やかに受け止め、千春は涙を流しながら「ありがとう、2人とも。本当にありがとう」と笑えたのだった。

   千春の繊細さが伝わる前田さんの演技に、ツイッターなどでは「前田敦子さんの心理的描写がリアルで泣ける」「あっちゃんの儚げな感じがもろ千春だ~」といった声が上がり、原作のおかざきさんも「千春の、苦しい中から息をするみたいに笑い出す感じ、リアルね」「千春の会社を辞めた言い方、それを見るナカムラと英治の表情、胸がギューてなる」などと称賛していた。

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