今(2023)年もすでに3分の1が過ぎました。この時期の話題を(J-CAST)TVトピックス<今週のワイドショー>で振り返ると、最も記憶に残ったのは、日本中を沸かせたWBC「侍ジャパン」の優勝の話題でした。コロナも落ち着き、世の中が次のステップに向かおうとしているまさにその時期、野球を知らない人たちもが選手たちの活躍に圧倒され、歓喜の大きな波が起きました。
大谷翔平選手や栗山英樹監督らの「努力」にも注目集まる
なかでも、「押さえておきたい『侍ジャパン』情報3題」(3月25日)と、「『栗山流リーダー術』3つのポイント」(4月1日)には、大谷翔平選手(エンゼルス)や栗山英樹監督の凄さの背景に、日々の並々ならぬ努力があることが紹介され、感動がありました。
選手をまとめあげた「栗山流リーダー術」には教えられことが多く、「できるからやるのではなく、やると決めたらやる」という言葉が印象に残っています。2019年に出版された「栗山ノート」が、いままたベストセラーになっているのも分かります。
今回、ヌートバー選手を支えた母・久美子さんに注目が集まったのも特徴的でした。ふだん野球を見ない層にも家族と同じような目線が伝播し、応援の波ができたという分析に頷きます。
WBC優勝の余波・余熱は続き、ワイドショーやスポーツニュースは大谷選手や吉田正尚選手(レッドソックス)の活躍を連日伝えています。
しかし、5月以降、日本や世界が抱える問題は山積し、そちらに目を向けることも必要です。彼らの活躍に力をもらい、課題に向かっていく勇気を持ちたいと思います。
(コムギ)