ゴールデンウイーク中にロシア訪問を予定していた日本維新の会の鈴木宗男参院議員はきのう2日(2023年5月)、訪問を取りやめると発表した。3日の「ZIP!」で山崎誠アナが伝えた。
根強かった「党内の反対」
鈴木議員は5月3日~7日にロシアの首都モスクワを訪れるスケジュールで参院議院運営委員会に届け出て了承されていたが、維新の会の馬場代表は延期を求めていた。外務省はロシアについえ渡航中止を勧告する「危険情報」のレベル3としていて、国会議員が勧告を無視するのはいかがなものかというわけだ。また、ロシア側に訪ロを利用されかねないという懸念もあった。
山崎アナ「鈴木氏は党内の反対が根強いことやウクライナが近く反転攻勢をかけるとの見通しが出ていることなどをあげ、今回は訪問するタイミングではないと話しています」
読売新聞オンラインは「面会を検討していた相手と日程の調整がつかなかったという。鈴木氏の事務所が2日、明らかにした」と伝えている。
(カズキ)