ドラマ「風間公親―教場0―」(フジテレビ系)第4話が5月1日(2023年)に放送され、ゲスト出演した「めるる」こと生見愛瑠(ぬくみ・める)さんの演技に、驚きと称賛の声が上がった。(ネタバレあり)
出産を間近に控えた大学生の妊婦、萱場千寿留(生見さん)が、産婦人科からの帰り、工芸家の浦真幹夫(淵上泰史さん)に声をかけられた。千寿留は「歩いて帰ります」と嫌悪感をあらわにしたが、車に乗せられ、幹夫の自宅に連れて行かれた。
「おろせって言ったのは誰ですか!?」
千寿留は幹夫との子供を妊娠していたが、幹夫はイタリア人の女性と結婚するという。婚約者が妊娠できない体のため、幹夫は千寿留に「お腹の子が生まれたら僕が認知する。こっちに渡してもらおうか」と要求した。
蔑むような目で幹夫を見つめていた千寿留は「嫌です」と即答。「おろせって言ったのは誰ですか!?」と声を荒らげた。
働いて稼いでいないから千寿留は親権を得られないだろうと不遜に語る幹夫を、千寿留は幹夫の作品を使って撲殺したのだった。
幹夫の車の助手席に座る千寿留の姿がNシステムに映っていたことなどから、警察は早くから千寿留を疑う。隼田聖子(新垣結衣さん)は出産したばかりの千寿留の自宅を訪れて話を聞くが、決定的な証拠をつかめずにいた。
千寿留の子供の脚に傷かあざがあるという情報から、風間公親(木村拓哉さん)は虐待を疑っていたが、聖子は幹夫の自宅で唯一ほこりをかぶっていなかった器があったことから、千寿留が幹夫を殺害後急に産気づき、その器に赤ちゃんを生み落とし、体液が付いた器を千寿留が洗ったので、ほこりがついていなかったと推理。「URAMA MIKIO」と名前が彫られた器の金属部分がストーブの熱で熱くなっていたことで脚をやけどし、それがあざのようになっているのでは、と千寿留に突きつけた。
「私がここに来た証拠は?ここで生んだ証拠は?あるなら見せてよ」と強気だった千寿留だが、やけどのことを指摘されて観念した。聖子に見せた子供の脚には、器に彫られた名前の一部「AMA M」が鏡文字となってやけど痕になっていた。
「MAMA。浦真さんの名前の、真ん中の4文字です」と聖子が指摘すると、千寿留は大粒の涙を流しながら「ママ...」とつぶやいた。
バラエティー番組などでは元気で明るい印象が強いが、今回陰のある若いシングルマザーを演じた生見さんに、ツイッターなどでは
「めるるちゃん!ガッキーとかキムタクに挟まれても浮かない演技力すごいね!!いつもの雰囲気とは全然違って一瞬誰?って思ったくらい」
「めるる演技うますぎて衝撃だった。バラエティのめるるしか知らなかったから...ほんと凄いわ...」
「めるる、おバカタレントだと思っていましたが、演技上手な女優さんでした 教場0での自然体の演技最高でした」
と、称賛の声が相次いだ。
(TT)