大谷翔平選手に「シーズン中トレードの可能性」も 本命は?(モーニングショー)

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   大リーグエンゼルスの大谷翔平選手(28)は1日(2023年5月、日本時間)未明に7号本塁打を中越えに打ち込んだ。「100年ぶり」の活躍を続ける「二刀流大谷」は。来シーズンどこへ移籍するのか?「本命ドジャース、穴がメッツ」「8月にはいち早くトレードされる」との見方も。1日のモーニングショーが占った。

   大谷は、17連戦の最後となるブルワーズ戦3回表の第2打席の初球。センターバックスクリーン右に打ち込んだ。「オハヨウゴザイマス、ミルウォーキー」実況が叫んだ。飛距離126メートル。滞空時間約7秒のムーンショットだった。エンゼルスが3-0で勝利した。

  • 大谷翔平選手(写真)のトレードに関する話題にも注目が集まる
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古内義明氏が分析

   大谷の4月までの成績は、4勝0敗、防御率1.85(4位)、奪三振46(2位タイ)、被打率0.102(1位)。打率は0.294、本塁打7本、打点18、盗塁5と昨年同時期をすべて上回った。

   では、大谷選手は来シーズン、どこへ移籍するのか?

   MLBアナリストの古内義明氏が占った。

   まず移籍の条件は。(1)世界一を狙えるチーム(2)二刀流の完成(3)野球・生活環境だ。

   古内氏は言う。「次に移るチームは『終の棲家』となります。今28歳で、次は10年前後の契約になる」「彼の目標シートによると、3回ワールドチャンピョンにならなければ」「さらにエンゼルスは『ホップ』。30歳で身体を完成させて、次の『ステップ』、スキルを身に着ける」「そのために気候が温暖であり、二刀流を完成できるような西海岸ということ」。

   「大谷獲得に動いている球団」は、古内氏がにらむところ11球団あるが、このなかの「大本命」は、ロサンゼルスドジャースだ。「大谷選手の高校時代の最有力候補であり、10年連続でプレーオフに出場している。しかも昨年オフは大物を獲得せず、大谷のための資金確保している」。対抗はヤンキース。「世界一が27回という常勝チーム」だが、「背番号の上に選手の名前を入れない。選手はチーム優勝のためのパズルの1ピースとの扱いだが、7年前に大谷君はそこを受け入れなかった」。

   もうひとつの対抗がニューヨーク・メッツ。2020年にオーナーに就任したコーエン氏が著名な投資家で推定資産は約2兆円。これまでの米スポーツ史上最高契約額は、エンゼルスのトラウトの12年総額で4億2650万ドル(約576億円)だったが、大谷はこれを大幅に上回る可能性がある。メッツは「2025年までに世界一」との目標を明言しているが、先発陣が高齢化、「是が非でも大谷を欲しい」。「5億ドル、650億円を払えるかどうか、が一つの攻防」と古内氏はいう。「コーエン氏はWBCのイタリア戦で大谷選手を見るためだけにチャーター機で東京ドームに来ている」。

   このほかに「大穴」がエンゼルス「残留」だ。ただし、エンゼルスが優勝争いから早く脱落した場合は、「シーズン中にトレードの可能性」も出てくる。その期限は8月1日だ。

(栄)

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