子どものレジャー事故とヘルメットの盲点 (ZIP!)

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   「ゴールデンウィークになりましてお子さんと遊ぶ時間がとっても楽しんですが、だからこそ注意が必要なのがレジャーでの事故です」と切り出す「ZIP!」司会の水卜麻美アナウンサー。今日1日(2023年5月)の?よミトく!コーナーでは、思わぬ大ケガにつながることもある子どものレジャー事故とその対策について、実際の事例などをみながら詳しく報じた。

   消費者庁は先週、安全にレジャーを楽しむための注意点を発表した。事故の事例として「ゴーカートで、中学生がカーブを曲がりきれずに壁に激突。太ももを切り救急搬送」「木造の立体迷路で3階部分の床が一部抜け落ち、7人が転落、6人が骨折や打撲」といったものを挙げ、「スタッフの見守りなど安全管理体制が整っている施設を選ぶ」「対象年齢や注意事項を確認し、ルールを守って遊ぶ」「事故防止のため混雑時は利用を控える」などを呼びかけている。

  • 楽しい連休を過ごすために(写真はイメージ)
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トランポリン事故の注意点も

   また、近年増えているのがトランポリンの事故だ。2021年までは年間10件前後だった事故件数が、2022年は23件に急増。今年も4月10日までにすでに6件発生している。

   水卜アナ「遊べる施設がどんどん増えている中で増加傾向にあるようです。ポイントは宙返りと遊ぶ人数。どういった危険があるのか取材しました」

   注意点1は宙返り。トランポリンのコーチが再現した危険な着地では、宙返りの後に背中やお腹からトランポリンに落ちている。

   「着地がすべて足から行けてないので、首・背骨・腰・ひざ・顔が当たってしまって、鼻の骨折などの事故にもつながりかねない」(大久保雄右・ピーストランポリンジム寒川代表)

   この施設では宙返り許可制度を導入。技能が身についている人のみ許可している。

   注意点2は複数人で一つのトランポリンを使う場合。

   「人が増えてしまうと、トランポリンの外に飛び出てしまうこともなくはない。基本的には1台につき一人の使用が安全に実施していただけると思っています」(大久保代表)

   水卜アナ「複数人で飛ぶと、他の人の反動で想像より高く飛んでしまうこともあるそうです」

   風間俊介(タレント)「レジャー施設にあるトランポリンだと、大きな子どもと小さな子どもが同じトランポリンで遊ぶことでケガをする機会もあるのかな。楽しい場所だけどしっかり注意をしようね、ということが大事なのかな」

   レジャー一般では、子どもが遊ぶ際の服装にも注意が必要だ。

   「首回りにひものようなものが付いている服は避ける。あるいはひもを切っておく」(山中龍宏・Safe Kids Japan理事長)

   山中理事長によると、パーカーなどのほか、肩掛けの水筒は、遊具に挟まったり突起物に引っかかることで首が締まる危険性があるという。盲点になりそうなのがヘルメット。遊具の隙間などに落ちた際にヘルメットが引っかかり、首が締まる可能性があることからヘルメットを脱いで遊ぶことが重要だという。

   風間俊介「親としてはヘルメットをかぶっていた方が安全と思うんですけど、気をつけなければいけないんですね」

(みっちゃん)

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