4月10日の午後11時6分から、テレビ東京系「ドラマプレミアム」枠でスタートした「かしましめし」を見ました。
この連ドラは、おかざき真里の漫画が原作で、美大卒の同級生アラサー男女3人が再会したことから始まります。再会した場所は、3人の同級生の元ラグビー部員が自死したために駆け付けた葬儀会場です。(この原稿は、ネタバレを含みます)
3人のうちのひとりは、デザイナーで自死した同級生の元カノ、小田千春(前田敦子)。中村聖子(成海璃子)はラグビー部の元マネージャーで、雨海英治(塩野瑛久)は自死した同級生の元カレという設定です。
おいしい食卓を囲むことで救われる3人
久しぶりの再会で意気投合した3人は、小田(前田敦子)の家で、食事会を、それも頻繁にするようになります。結婚願望の強い中村(成海璃子)は突然の婚約破棄に傷つき、ゲイの雨海(塩野瑛久)は、恋人との関係に悩みが......。
おいしい「おうちごはん」を囲みながら、3人それぞれに、仕事やプライベートの悩みを語り合い、励まし合います。小田(前田)は、料理が得意で、他の2人はいろいろな食材を買って来ます。
この3人の感じが、何とも言えず温かいのです。前田も、成海も、塩野もそれぞれの役に成り切っています。
私としても、こんな友達がいて、家でご飯を食べながら、いろいろなことを話したり、相談したりできたらいいなぁと思います。