オードリー春日に「お前もう今、嫌われてる」 若林正恭があえて「苦言」のワケ

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   オードリーの2人がMCを務め、今注目の有名人と「事前アンケートなし、打ち合わせなし」のフリートークを繰り広げる「あちこちオードリー」(テレビ東京系)。4月26日(2023年)放送のゲストは、アンミカさん、横澤夏子さん、ケンドーコバヤシさんの3人。「もちこみオードリー」と題して、MCとゲストが「このメンバーでこの話がしたい」とテーマを持ち寄り、テンポの良いトークが繰り広げられました。

   アンミカさんが持ち込んだトークテーマは「『三つ子の魂百まで』と思うことはある?」

   子どもの頃から一生変わらないと思う自分の性分についてみんなで話してみたい、という趣旨のこのテーマ。アンミカさん自身は「近所のコンビニの店員さんにまで、気になったことをすぐ言ってしまう」、ケンドーコバヤシさんは「父親に泣き言を言わないよう育てられたから、つい痩せ我慢をしてしまう」、横澤さんは「親が倹約家だったから、今でもジュースやプリンを買うのに躊躇(ちゅうちょ)してしまう」とそれぞれ話し、最後にオードリー・春日俊彰さんに話が振られます。

  • オードリー春日俊彰さん(写真)も「こういう話、確かにウケなくなってきてる」と。
    オードリー春日俊彰さん(写真)も「こういう話、確かにウケなくなってきてる」と。
  • オードリー春日俊彰さん(写真)も「こういう話、確かにウケなくなってきてる」と。

「お前がお金使わないことを笑ってた時代もあったけど...」

   ケンドーコバヤシさんが「節約グセは、結婚してもなおらないの?」と水を向けると、「なおらないですね、クミさん(妻)に我慢してもらっていることが多い」と春日さん。オードリー・若林正恭さんによると、一緒にラーメン屋さんに行った際にクミさんに味玉を付けたいと言われても、なかなか首を縦に振らなかったのだそう。その時は「揉めることは100円以上の損失があるから」と結局OKを出したそうですが、春日さんの価値観では「味玉は嗜好品」で、「タバコと一緒のようなもの」と言います。

   アンミカさんが「家事は時給にしたら一番金持ちになるのよ」と家事を頑張っているクミさんへの配慮を促すと、「さすがに、味玉くらいは付けてもいいか」と渋々了承した春日さん。するとスタジオに流れる微妙な空気を察した若林さんが「俺、これ迷ってて。今日言うわ。お前嫌われてるぞ、最近」と強烈なパンチラインを繰り出し、アンミカさんと横澤さんは手を叩いて爆笑します。

   若林さんが、「時代が変わって、お前がお金使わないことを笑ってた時代もあったけど、お前もう今、嫌われてる」と改めて言うと、春日さんも「こういう話、確かにウケなくなってきてる」と時代の変化を実感している様子。

   若林さんは「『もう45歳だし、お金使わないまま死ぬよ?』って(春日さんに)言ったら、『死んだら、墓に自分の貯金を現金で下ろして墓に詰めて欲しい』って。貯金の額が自分の価値みたいな感じらしい」と春日さんの人生観を説明し、春日さんも「それが自分が歩んできた人生、成果というか」と認めます。

   このやりとりを聞いていたアンミカさんが「三途の川を渡って戻ってきた人に聞いたら、最後に絵巻物のように見せられるのは、自分がしてきた楽しかった経験。死ぬ時に、味玉を我慢させて苦渋の顔が出てきたら浮かばれない」と嗜(たしな)めますが、若林さんは「(春日さんは)三途の川で通帳の残高がバーって出てきて、納得して渡っていくんじゃない?」と春日さんの気持ちを代弁してトークを締めくくっていました。

   放送終了後のツイッターでは、「独り身で自分だけで節約をしているのは笑いだけど、妻帯者で妻に節約を強いるのは笑えないって。気づいてくれよ俊彰」「自分自身が節約する分にはいいけど、クミさんや親御さんにはお金使ってよ」など、若林さんの意見に同調するする厳しいコメントが多数。春日さんの鉄板ネタだった「節約トーク」も、時代と環境の変化にさらされているのかもしれません。

(Hibunny)

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