日本の宇宙ベンチャー企業が開発した月面着陸船に積載された探査ロボットの話題を、26日(2023年4月)のTHE TIME,が取り上げた。「こちらをご覧ください。野球ボールに見えるんですけれども、いったい何だと思いますか」と、司会の安住紳一郎が手のひらに乗せながら紹介した銀色の球体。パカッと両端が開くと、それが両輪に、中から小さなシッポ型や角型の器材も現れる。
「着いてからトランスフォームすると...」
これが月面の砂の上を動き回り、画像などを集めるという。製作には玩具メーカーのタカラトミーがかかわった。「とにかく小さく軽く作ってというミッション」と担当者。直径8センチ以内の制約があった。
安住「野球ボールとほぼ同じ大きさで250グラム。月面に着いてからトランスフォームするということなんですね」
変形する仕組みは『トランスフォーマー』、車輪の動きは『ZOIDS』(ゾイド)などの組み立て式おもちゃからヒントを得たという。このロボットは両輪で進むバタフライ走行と、片方ずつべつの動きで月面の状況に合わせて、自分の体勢を上手に変えながら前進するクロール走行とができる。
タカラトミーは、この1分の1モデルを9月に発売予定。2万7500円だそうだ。そこは商魂もしっかりしている。
安住「楽しいニュースでした」
(あっちゃん)