民間初の月面着陸への挑戦 どうなった?「めざまし8」が伝えた状況

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   26日(2023年4月)の「めざまし8」がトップで伝えたのは、「ispace」開発の月着陸船について。

   西岡孝洋アナが「あのアポロ計画からおよそ半世紀、日本のベンチャー企業が月面への着陸に挑戦しました。成功すれば世界初の民間企業による月面着陸となり、2040年には人類が月に住むきっかけとなり得る今回のミッションなんですが、現在、着陸できたかどうか分からない状態なんです。今、どんな状況なんでしょうか」と切り出した。

  • 夢が広がる(写真はイメージ)
    夢が広がる(写真はイメージ)
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谷原章介「挑戦を続けて行っていただきたいと」

   地球を飛び立ってから4カ月半、いよいよ着陸という午前1時40分ころ、東京・江東区の日本科学未来館では「着陸発表会」と題されたイベントが行われていた。関係者、報道陣は固唾を飲んでモニターを見つめていたが...。

   着陸予定時刻から26分ほどがたった時、「ispace」CEOの袴田武史氏が状況を説明。「現在のところ、ミッション1のランダーの月面への着陸の確認ができておりません。MCCの報告によるますと、月面着陸までは通信は確立できていたもようですが、現在通信が確立できていないということです」。あと一歩のところで通信が途切れてしまったという。

   西岡アナはここで、速報として「ispace」が更新したというホームページの概要を伝えた。「きょう午前8時時点において通信の回復が見込まれず、月面着陸を確認するSuccess9の完了が困難と判断したということです」。

   番組では、平塚市博物館の天文担当学芸員・藤井大地さんがリモートで解説。

   MCの谷原章介「今回の挑戦が成功したのか、それとも無事着陸できなかったのか確認中ですけれども、このニュースをどうご覧になっていますか」

   藤井氏「着陸の確認ができていないのは残念だが、ハードランディングで喜んでもいい大きな成果だと思っている。これは人類が経済活動をする場所が地球の外まで拡大したとも言える第一歩。これからさらに裾野が広がれば、特別な人でなくても宇宙に行ける。宇宙がありふれた場所になるのではないかと期待しています」

   谷原は「想定通りにはいかなかったけれど、無事軌道に乗せて着陸(近く)まで持っていくことができた。この経験をもとに、月への挑戦を続けて行っていただきたいと思います」と笑顔でニュースを締めた。

(ピノコ)

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