チャールズ国王の戴冠式 「ヘンリー王子出席・メ―ガン妃不参加」が意味するコト(モーニングショー)

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   英国のチャールズ国王の戴冠式が5月6日(2023年)にウエストミンスター寺院で、行われる。戴冠式はエリザベス女王(1953年6月)以来、70年ぶりだ。ただし、ヘンリー王子は出席するがメーガン妃は欠席することが発表された。その背景などを4月25日の「モーニングショー」が特集した。

   英国王室の戴冠式は、1000年以上にわたって継承されてきた、即位を内外に告知する象徴的な儀式で、チャールズ国王の74歳での戴冠式は史上最高齢となる。エリザベス女王の戴冠式当時、チャールズ国王は4歳だった。英国王室事情に詳しいデープ・スペクターさんは、「テレビがまだ普及していない時代で、これを見るためにテレビを買った国民が多かった」。MCの羽鳥慎一「日本の東京五輪みたいですね」。

  • 英国で国王戴冠式が行われる(写真はイメージ)
    英国で国王戴冠式が行われる(写真はイメージ)
  • 英国で国王戴冠式が行われる(写真はイメージ)

デープ・スペクター「傷口がまだ生々しい」

   当時は出席者が約8000人だったが、今回は約2000人に。物価高に伴う生活費の危機に見舞われる国民の感情に配慮した。君主制についての国民感情は「よいと思う」53%、「悪いと思う」14%と大きな変化はない。戴冠式には、日本からは秋篠宮ご夫妻が、米国からはジル・大統領夫人が出席する。

   先週20日、英国第2の都市バーミンガムを、ウィリアム皇太子とキャサリン妃夫妻が公務で訪れ、歓迎を受けた。訪問した飲食店では、店の電話が鳴って出たウィリアム皇太子が「はい、インディアン・ストリートリーです」。前で見ていた店員に、「この通りの名前は?」店員「ベネッツヒルです」。ウィリアム皇太子は電話に向き直って、「当店はベネッツヒル通りにあります」。とサプライズ接客。キャサリン妃も笑顔で見守った。「二人分の席はあいてますか」「午後2時半であれば。だいたい1時間後です。それでよろしいですか」。「バイバイ」。「名乗らないのですか?」と質問も。見事な接客術に、店内は笑いの渦に包まれた。

   一方、「暴露本」が出版されるなど、英国王室との確執が伝えられるヘンリー王子夫妻が戴冠式に出席するかどうかが注目されていたが、ヘンリー王子とチャールズ国王の和解も報じられるなかで、バッキンガム宮殿は今月12日、「ヘンリー王子は参加、メーガン妃はアーチー王子やリリベット王女とともにカリフォルニアに残る(不参加)」と発表した。ただ、ヘンリー王子はパレードやバルコニー登場には参加しないとみられる。

   デープ・スペクターさんは「だれも顔を合わせたくない。今は(王室を)離脱しているので、役割が全くない。とんぼ返りになるということです」「ぎこちないし、傷口がまだ生々しい。参加することはまだ意味がある程度だと思う」。メーガン妃の欠席は、「5月6日がアーチー王子の誕生日のため」とされているが、「キャサリン妃との不仲」も伝えられている。エリザベス女王の国葬でもほとんど交流しなかった。

(栄)

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