「史上最年少の市長、誕生です」とMCの谷原章介。続けて西岡孝洋アナが「26歳で兵庫県芦屋市の市長選を制した高島崚輔氏。超名門進学校から東大を経てハーバード卒。超エリートコースを歩んできた彼が、なぜ市長に挑戦したのか。そして目指す政治とは?この後、直撃します」と伝えた。
高島氏は、リモートで25日(2023年4月)の「めざまし8」に生出演。スタジオからあがった質問に答えた。市長就任は5月1日。
谷原章介「なぜ若くして政治の道を...」
谷原「素晴らしい経歴ですが、なぜ若くして政治の道を志したのですか?」
高島氏「政治というより、行政がやりたかった。というのも、『社会変えよう』『生活変えよう』と思った時に1番生活に身近な市政が変わるのが1番良いので。社会を変えるのってワクワクするじゃないですか。だからこそ市政だな、と」
谷原「いくつくらいからそういう思いをお持ちだったのですか?」
高島氏「最初は高校1年生の時。当時私が住んでいた場所(大阪府箕面市)の市長が30歳くらい若返りまして、その市長と直接お話したのがきっかけです」
高校2年生から芦屋市で市民活動をやっていたこと、芦屋市内でNPO活動をしてきたことなどがきっかけで、芦屋市長選に立候補したという。「人口減を止め、世界で1番住み続けたいと市民が感じる街を作りたい」とその意気込みを語った。
立岩陽一郎(ジャーナリスト)は「失礼な言い方ですけれど、ハーバードって日本は妙に持ち上げるけど、大したことない。『ハーバード卒』で持ち上げる必要はない。ただ、アメリカを知っている」と言うと、いくつかの注文をした。
その1つが「アメリカはまさに地方自治の国ですよ。例えば、ボストン市長は本当に住民との対話を重視している。こんな市長はいないですよ、日本には。だからやっぱりそういうことをやって欲しい」というものだ。
高島氏「実は、大学のゼミでボストン市長に教わっていたんです」
立岩「すごい。この人すごいよ」
高島氏「まさにおっしゃる通りで、対話、対話、対話なんですよ。それを直接、薫陶を受けてきましたので、対話は大切にしたいと思っていますし、やっぱり若いというのは、誰よりもフットワーク軽く走り回れると思うので。とにかく対話ですね」
このほかにも「どうしたら若者が政治に関心を持つ?」「学校教育に関してはどんなことが必要?」など、出演者から次々に飛び出た質問ににこやかに答えていった高島市長。武井壮(タレント)からは「期待しかない」という声が漏れた。
(ピノコ)