<1年前のワイドショー>佐々木朗希、大記録目前の降板劇 当時の熱い賛否を振り返る

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   <1年前のワイドショー>今(2023)年のWBCでも活躍したロッテの佐々木朗希投手は、昨22年4月10日に完全試合を達成しました。しかし、その翌週の17日に登板した日ハム戦では、8回まで無安打無失点に抑えながら、8回終了で降板し、2試合連続の完全試合はなりませんでした。大記録目前の降板劇に、衝撃が広がりました。

   (J-CAST)ワイドショー通信簿の「(略)佐々木朗希の交代劇に石原良純が『分析』」(2022年4月18日、テレビ朝日系「モーニングショー」)は、佐々木投手は8回まで102球を投げて奪3振は14。17イニング連続無安打は日本新記録だと紹介しています。

  • 今シーズンの活躍も期待されている(写真はイメージ)
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玉川徹「うーん...」

   当時の井口資仁監督は「素晴らしい投球で、できれば我々も最後まで観たかった。7回終わった時点でちょっとへばりつつあったので、先々を考えると限界。点を取っていても8回で変わっていた」とコメントしたそうです。佐々木投手も「途中疲れている部分があった中での首脳陣の判断なので、納得する形で降りました」と言ったそうです。

   石原良純さん(気象予報士・タレント)は「首脳陣との意思疎通がちゃんとできている。下手したら、グラブをバーン!(略)なんてこともある」とコメント。玉川徹さん(テレビ朝日社員)は「2試合連続って過去にないわけでしょ?日本以外でもないんでしょ?あと3人でしょ?うーん...」。

   「佐々木朗希『交代』の難しい決断(略)」(同日、日テレ系「スッキリ」<番組終了>)には、横浜DeNA元監督の中畑清さんが「私だったら、続投させる方のタイプです。ファンの期待なんだから、行きなさいよ。でも、きのうは難しかった。佐々木にはもともと投球数を100球前後としていた」と語ったとあり、日ハム・新庄剛志監督も「俺が向こうの立場でも、行かせたかったけど、やはり代える。同点じゃ難しい」とコメント。ロッテは佐々木を大事に育て、プロ1年目は登板なし、2年目も11試合だけだったとあります。

   「(略)井上咲楽『大切にしたい思い、伝わってきた』」(同日、フジテレビ系「めざまし8」)によると、街頭インタビューでは「球数120くらいまで投げて欲しかった。2試合連続は見たかった」と交代に反対する声の一方で、「これからを考えたとき、今回控えてもらったというのも戦略としてはあり」と賛否両論があったとあります。

   弁護士の橋下徹氏は「10年、15年前にもし関西地方の某球団で同じ状況だったら、みんな大暴れしてますよ。今はみんな選手の将来を考える。かつてのプロ野球の考え方と変わってきている」とコメントしていました。番組中に行った視聴者アンケートでは、「交代が理解できる」が73%、「理解できない」が27%という結果だったとあります。

   あれから1年。ダルビッシュ選手や大谷翔平選手とともに戦ったWBCを経て、さらなる進化をみせる佐々木投手に、今年も期待が集まります。

(コムギ)

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