アメリカのエンゼルス戦を実況していたアナウンサーが、「ついにオオタニにできないことを見つけた!」と叫んだ。何があったのか。けさ19日(2023年4月)の「ZIP!」は、放送中の午前8時に始まった「エンゼルス×ヤンキース」戦の超速報と大谷翔平選手のちょっと笑えるエピソードを紹介した。
水卜麻美「ううん、大変だあ」
対ヤンキース3連戦の第1試合に2番指名打者で出場した大谷は、1回の第1打席でいきなり2ラン。今シーズン第4号で、エンゼルスのホームランセレブレーションの兜をかぶせてもらった。
その大谷、前日のレッドソックス戦は投手兼2番指名打者の二刀流で出場したが、豪雨でびしょ濡れとなり2回で降板した。だが、打者では2試合ぶりのヒットで出塁、ハプニングはこのとき起こった。
山本紘之アナがVTRを見ながら実況ふうに伝える。「雨でこの日の気温は9度。体を冷やさないようにと上着を着ようとする大谷。しかし、う~ん、ファスナーが閉まらない。ファスナーが閉まらないまま、試合は再開となりました」
ファスナーの左右がうまくかみ合わず、上に引っ張り上げようとしても動かないのだ。仕方なく、前を開けたまま羽織るだけに。実況していた地元テレビのアナウンサーは嬉しそうに伝える。「オオタニにできないことを見つけました。ファスナーが上げられません。壊れているようで外れてしまいます」
次の打席の時も着ようとしたが、またファスナーでてこずりそうだとあきらめた。このユーモラスなシーンに、SNSも「大谷って人間だったんだ」「ジッパー上げられないだけで全米の注目を集める大谷さん」と大喜び。
当の大谷は「僕は着たかったんですけどね。着る時間もピッチロックに含まれるのかわからなかったので......。確認したら、含まれないということなので、次からはタイムを取って着ます」
司会の水卜麻美「ううん、大変だあ」
(カズキ)