「相手に背中向けられて、拒否される気持ち、すごくわかるから」
みちは陽一と触れ合いたいと思っていることを直接陽一に伝えるが、陽一は納得していない様子で「わかった。努力するよ」と言い、「俺さ、EDかもしれない」と告げた。
一方の誠は、仕事から帰ってきた楓を料理でもてなそうとするが、楓に仕事の電話がかかってくる。楓は会社に戻ってしまい、誠は肩を落として自嘲気味に笑うのだった。
職場の花見の途中、誠はみちを誘って買い出しに行く。誠は「うちもセックスレスなんだ」と告白し、「相手に背中向けられて、拒否される気持ち、すごくわかるから」と伝えた。
泣き出してしまったみちが「ごめんなさい。もう大丈夫です」と立ち去ろうとすると、誠は思い切りみちを抱き締め、みちも戸惑いながら誠の背中に手を回した―ところで第1話は終わった。
「木曜劇場」ではこれまで、「Dr.コトー診療所」シリーズ（2003年7月スタート）や「医龍-Team Medical Dragon-」シリーズ（2006年4月スタート）などの医療ドラマ、「silent」（2022年10月～12月）といった純愛を描いたドラマなど、様々なジャンルの作品が放送されてきたが、視聴者の間では「昼顔」に代表される「ドロドロ」なドラマへの期待感も高かったようだ。
ツイッターなどでは
「なんかこういうしっとりギトギトした木曜劇場久しぶりじゃない？」
「往年の木曜劇場が帰ってきました。来週も視聴しますね」
「これからもっと木曜劇場っぽいドロドロ展開になると思うと楽しみだな」
といった声が上がっていた。
（TT）