マグロが安くなるかもしれない。「値上げのニュースがつづく中、お寿司で人気のクロマグロが値下げ?」と、14日(2023年4月)のTHE TIME,で江藤愛アナウンサーが最後は声のトーンもいちだん高く豊漁を伝えた。
「他のマグロも安くなるかも...」
映像は、京都府舞鶴市の若狭湾で水揚げ風景。約200キロのクロマグロが5匹あがった。こうした大物がきのうは沖縄・石垣島でも6匹、福井県では3日に4匹。いま、クロマグロが全国で豊漁だ。「明るい兆し」と、ナレーションの声も弾んだ。
そのわけは、日本沿岸でイワシの大量発生で「エサにするイワシを、クロマグロが海流に乗り追いかけている」(東海大学海洋学部の山田吉彦教授)ためという。おかげで、東京・豊洲市場の一日取扱量はきのう、前週の1.5倍の45.2トンあった。
都内の人気店は「仕入れ値が20%安くなっています」という。ランチでマグロの食べ放題を出すこともありそうとのこと。鮮魚店に聞くと、1カ月前に1柵(300~400グラム)6000円だったのが「今は4800円ぐらいで売れる」そうだ。
江藤「(キハダとか)他のマグロも安くなるかもしれません」
豊漁が続けば、1週間から10日ほどでスーパーに安いマグロが並ぶ可能性もありそうだ。
(あっちゃん)