2年ぶりで大量の黄砂がきのう12日(2023年4月)、日本に飛来した。「各地の影響は」と13日のTHE TIME,で司会の安住紳一郎アナウンサーが切り出す。
「これですよ。きのう一日歌っていたんですけど」
札幌の映像は、靄がかかり、札幌ドームがかすんで見える。「東京のスモッグよりすごい」と男性がつぶやいた。各地放送局のリポーターが「車のドアやボンネットが白くなっています」(富山)、川越しの「県庁庁舎がかすんでいます」(新潟)、「手前の木々はよく見えるが、池のむこうの山は霞んで輪郭しかわかりません」(鳥取)と伝えてきた。東京・調布からは「まだ霞むという状況ではありませんが、花粉症のためマスクを二重にして過ごすという方がいました」とのことだ。
気象衛星「ひまわり」の画像では、中国の砂漠から発生した黄砂が少しずつ日本に近づくのがわかる。気象庁はきょう午前3時に33地点で黄砂の観測を発表した。
安住「黄砂と聞きますと、私などは反射的に工藤静香さんの曲をくちずさんでしまいます」
THE TIME,がダメもとで所属事務所に頼んだら快諾されたということで、その曲『黄砂に吹かれて』の映像とメロディーが流れた。「~蜃気楼なのかもしれない 片想いなのかもしれない~」
安住「これですよ。きのう一日歌っていたんですけど、なんですかという若いスタッフもいて、45歳がどうやらボーダー。46歳から上は完全に歌えます。もう最終的には同じ世代に向けたテレビ番組を作るしかないと思いました」
気象予報士の増田雅昭によると、黄砂は今がピークだが「あした以降も雨のち黄砂。土曜の全国的な雨のうしろに黄砂が控えている」「日曜に西日本や沖縄中心に飛んでくる」という予想だそうだ。
(あっちゃん)