きょう7日(2023年4月)の「モーニングショー」は、外国人観光客誘致のため観光庁がこのほど発表した「モデル観光地」を詳しく伝えたのだが、解説者として出演した航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏の肩書をめぐり、コメンテーターの長嶋一茂(元プロ野球選手)と玉川徹(テレビ朝日社員)が脱線する一幕もあった。
コーナーの冒頭、MCの羽鳥慎一は手元の原稿を見ながら「旅行ジャーナリストの鳥海高太朗さんです」と紹介した後、「あれ、鳥海さんは旅行ジャーナリストじゃないですよね。航空・旅行アナリストですよね」とコメント。どうやら原稿が間違っていたようだ。
羽鳥慎一「はい、進めまーす」
ここで長島が「ジャーナリストとアナリストってどう違うの?」と素朴な疑問を呈すると、鳥海氏は「僕は旅行を促進したい立場。ジャーナリストは切り込んで悪の部分を取り上げるが、僕はそこまでやりたくない。旅行に出かけるきっかけを作ったり、トレンド予測などをしたりするので、アナリストと言っています」と説明したのだが、横から玉川が割り込んだ。
玉川「権力におもねらないのがジャーナリストです」
長島「ジャーナリストの方がレベルが上みたいだから、(鳥海さんは)ジャーナリストでもいいんじゃない?だって、ジャーナリストでもないのにジャーナリストと言っている人、結構いるでしょ」
玉川「あれはね、ジャーナリストと名乗った瞬間にジャーナリストじゃないから」
長島がなおも「俺も(自分のことを)ジャーナリストだと思ってるから」と茶化して収拾がつかなくなり、羽鳥が「はい、進めまーす」と軌道修正していた。
「モデル観光地」は、観光庁が全国から11地域を選定。番組ではこのうち、1室10万円という岩手・安比高原のホテル、大自然やサンセットクルーズが売り物の東北海道エリア、神話と伝統文化が残る鳥取・島根エリアの3つを紹介した。
「モデル観光地」は外国人の富裕層の呼び込みが主眼なのだが、コーナーの最後になって、長島が「外国人の人、この番組を見るんですかね」とつぶやくと、羽鳥はこう答えていた。
羽鳥「アイ・ドント・ノー」
(キャンディ)