ドラマ「特捜9 season6」(テレビ朝日系)が4月5日(2023年)にスタートし、浅輪直樹(井ノ原快彦さん)と新藤亮(山田裕貴さん)2人のシーンに、ファンらの注目が集まった。(ネタバレあり)
亮が「ゼネラリスト育成研修」のため科警研に出向していることを、高尾由真(深川麻衣さん)は知っているのに直樹は聞かされていなかった。直樹は亮に電話し、
「お前あれだよ、ちょっと水臭いと思うよ。いやいや俺はさ、お前が科警研に行ったってこと知らなかったから」
と訴える。亮は「え?言ってませんでしたっけ?」ととぼけていた。
「今の僕のためにある言葉を喋らせてくれました」
爆破事件の捜査で特捜班に協力している亮が特捜班の部屋を訪れた。直樹と2人の部屋で、亮は「あーあ...俺も早く皆さんと捜査したいな」とこぼした。
直樹に資料を渡して科警研に戻る亮は、部屋を出る間際、
「皆さんにも、よろしくお伝え下さい。俺...心はいつもここにありますから」
と伝え、直樹に頭を下げる。亮が去った後、直樹は「知ってるよ」とつぶやき微笑むのだった。
山田さんは現在、NHK大河ドラマ「どうする家康」出演中で、4月21日には主演ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」(TBS系)もスタートする。多忙のため「特捜9」撮影に参加する時間がなかなか取れないとみられるが、そんな山田さんが演じる亮の特捜班を思う気持ちを表したセリフに、ツイッターなどでは
「新藤くんの『心はいつもここにありますから』のセリフと浅輪くんとの無言のやりとりに泣きそうになった。リアルでもきっとそう思ってるよね」
「新藤が『心はいつもここにありますから』って言った後の浅輪先輩の『知ってるよ』が優しい声すぎて泣く」
「新藤くんの『心はここにある』というのは山田くん本人の言葉に違いないと勝手に思ってる。大河に主演ドラマと忙しいなかでも特捜9に参加してくれてありがとう!」
といった声が上がった。
山田さんは放送直前、ツイッターで井ノ原さんとの2ショット写真とともに
「井ノ原さんや、特捜チームのみなさんが今の僕のためにある言葉を喋らせてくれました シーンを作ってくれました こんな愛のある人たちとお仕事ができて本当に感謝です」
と投稿していて、話題のシーンに演じる本人の思いが反映されていたことを匂わせている。
(TT)